お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


関英男博士

61 原物質を求める長い長い探求の旅

アルゼンチンの忠犬ハチ公

http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51848040.html

飼い主が亡くなった日 家からいなくなり 一週間後に 家族が墓参りに行くと そこで泣いていたかのように家族を出迎えたわんちゃんは 以来6年間 墓を守り続け なんども家に連れ帰っても じきに飼い主の墓にもどって来るのだそうです。  




61 原物質を求める長い長い探求の旅

人間は歴史をもち始めてから今日まで、私たちの身のまわりに起こるあらゆる自然現象を統一的に理解できる究極的なものを探求しつづけています。

それをつきとめたいという欲望がすべての科学の進歩の源であったとも言えるでしょう。決定的ななにかがあるにちがいない。

人間の社会が誕生したとき、当時の思想家たちは世界は統一され単一のものであるという確信を早くも抱いています。

この立場は、言ってみれば唯物論的な考え方ですが、しかしこの確信は人間に物理学や化学、哲学における数々の新しい発見をもたらしたのですから、そのひらめきはたいしたものだったと言えます。

中国の偉大な哲学者、老子は、紀元前四世紀ごろに早くも、自然が、たえず変転する運動によって成り立っていることを見抜いていました。

そして、この考え方は、人間を自然から独立させて、自然を対象としてながめるという飛躍を人間に与えたのです。

自然を人間自らの力で組織するという科学的態度の確立を人間にうながしたものと言っていいでしょう。

老子よりすこしあとになりますが、インドの賢人のウルカは、すべての物質は原子から成り立っていると考え、その原子を"パウマーヌ"と呼びました。

自然の究極物質に原子を考えたのは彼が始めてです。

そしてかれは、パウマーヌは土、光、空気、水の四種類から成り立っていると考えています。

また、大乗仏教の経典『倶舎論』のなかでは極限微粒子の種類を十六と考えている節があります。

古代ギリシアの多くの哲学者たちもウルカと同じような思想を語っていることはよく知られています。

ギリシア人とインド人が交流したことはありませんから、独自に自然の究極物質を考えたものと思われます。

たとえば、紀元前六世紀にギリシアの賢人ターレスも、「万物の源は水である」と述べています。

こうした人類の知的欲望とともに発展しつづけた科学は、約二千五百年の長い時間ののち物質を構成する最小単位として素粒子を発見しました。

では素粒子は原物質なのでしょうか。それ以上小さい物質はないのでしょうか。それをこれから考えていきましょう。

                                    四次元99の謎 関英男



5月3日(金)06:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

60 宇宙人の通信電波を探るアメリカのオズマ計画

地球2個分の巨大な渦 投稿者:けん 投稿日:2013年 5月 1日(水)21時47分2秒

地球二つがすっぽり入る巨大な渦で、反時計回りに六角形に渦を巻いている。

土星のハリケーン すごいですね~


http://www.asahi.com/tech_science/update/0501/TKY201305010032.html?ref=com_top_photo

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TPP 投稿者:けん 投稿日:2013年 5月 2日(木)03時04分8秒

マスゴミでは詳細がわからないのですが・・・・

ありゃりゃ~

http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/d/20130502



でも大丈夫でしょう。国会議員さんのほとんどは反対で当選した優秀な方々ですから。

なんで交渉参加を表明したのか不思議ですが・・。(>_<)

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けんさん 探査機カッシーニがとらえた土星のハリケーン、 水色きれい~と思ってたら 中央の目にNASAが着色!したら わかりやすくなりましたね。火星? いえいえ土星。(@。@)



TPP開けてびっくり ころっと変わるなんとか変化ですね。



ハワイの海でイルカがダイバーに助けを求めました!!

http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51866844.html

体に巻きついたワイヤーをとってもらおうと イルカがダイバーに近づいてきたそうです。

イルカは このダイバーが自分を助けてくれると直感でわかっていたのかもしれないなと思いました。



60 宇宙人の通信電波を探るアメリカのオズマ計画

地球以外の天体に生命がいる可能性は十分ありますが、残念ながらまだ科学の網の中ではとらえられていません。しかし、宇宙人の存在をとらえようとする人たちの数はどんどんふえています。そうした試みのひとつを最後に紹介しましょう。

アメリカにオズマ計画と呼ばれる研究があります。この計画は、コーネル大学のココーンとモリソンといいう二人の物理学者の提案にもとづくもので、オズマというのはアメリカの童話作家ライマン・フランク・バウム(千八百五十七-千九百十九)の『オズの魔法使い』という童話に出てくる女王の名前からとられたものです。

この計画は、グリーン・バンク天文台のフランク・ドレィク、ウィリアム・ウォルトマン両博士を中心に研究が進められているもので、オリオン座の近くのイプシロン星とくじら座の下部のタウ星から来る電波に、宇宙人によって作られた人工電波が混入しているという想定のもとに調査がすすめられています。

パルサーのところでも述べましたが、星の表面や宇宙空間で電波が発生し、それがいまでも地球にとどいています。

この、天体で自然に発生する電波は、ほとんど連続的に波長のちがった電波の集まりです。これに対して人工電波は周期的で、特定な波長の電波なのです。

だから、地球に来ている電波のうち、人工電波がすこしでも混ざっていれば天文学者はそれをすぐに検知できるはずです。

これまでの天文学は光学望遠鏡で宇宙を探求してきましたが、最近はエレクトロニクスの進歩で、宇宙から来るかすかな電波をアンテナでとらえて、新しい方向から宇宙を観測することが可能になっています。これを電波望遠鏡といいます。

オズマ計画ではアメリカ、ウェスト・バージニア州グリーンバンク電波天文台にある直径三百フィートの電波望遠鏡を使おうというものです。

そこでもし、地球以外の惑星から人工電波が出されたとしたら それを電波望遠鏡でとらえられます。もちろん、宇宙人が地球に信号を送ろうと思って出した電波でなくとも、宇宙人の使用している電波がもしあれば、地球でキャッチできるはずです。

オズマ計画の意図はこのようなものですが、現在のところ十光年以内にある惑星からの電波はキャッチされていないようです。

しかし、将来、百光年、一千光年と根気よくやれば、宇宙人の電波を捉え、通信ができるようになるかもしれません。もっとも呼び出してから返事がくるまで、二千年待たねばならないという、大問題がそこにありますが。

                             四次元99の謎 関英男



5月2日(木)06:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

59 宇宙空間を走る人工怪電波の謎

マンドリンとオルゴール 投稿者:新参者 投稿日:2013年 4月30日(火)22時51分21秒

鉄道員のギターよかったです。

マンドリンの合奏はいかがでしょうか?
http://www.youtube.com/watch?v=UB29lXLEeVE&hd=1
アニーローリーは好きな曲で、コーラスでも歌っております。

YouTubeにはいろんなものがあって面白いですね。
オルゴールの演奏も多数あるのを見つけました。どこかへ行かなくてもYouTubeで聴けます。
ふるさと  http://www.youtube.com/watch?v=oH8emElGzCk&hd=1

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新参者さん アニーローリーのマンドリン癒されました。
オルゴールは あの円筒型の あのぶちぶちの音源をはじいて癒しの曲が流れるしかけなのかな。



59 宇宙空間を走る人工怪電波の謎

千九百六十五年四月十四日付の毎日新聞の朝刊に次のような記事がのっています。

「モスクワの天文学者が語ったところによると、ある天体からの電波信号が受信されたが、これは高度の文明をもつ知的生物から発信されたものと考えられるという。このことから、シュテンベルグ天文研究所の科学者たちは、われわれ人類だけが全宇宙に存在しているのではないというおそらく最初の証拠をつかんだものと信じている」

電波望遠鏡の進歩にともない千九百六十年代に入って、地球以外の星から出されたと思われる人工電波らしきものをとらえたという報告例が多くなり、宇宙人がいるのではないかと考え始められました。

千九百六十七年になって、イギリスのケンブリッジ大学で電波天文学を研究していたある若い女性の学者が不思議なことを発見しました。

電波望遠鏡の信号の記録のなかに、ときどきとても短い周期の電波信号がチカッ、チカッと入っていた。ふつう天体から地球にやってくる電波は短い時間にチカッとくるパルス信号の性質をもっていません。

そして、この信号を調べているうちに、この電波信号は正確にある一定の周期で繰り返されていることや、宇宙の特定の方向から入ってくることがわかったのです。

この事実は、宇宙人が他の星に向かってなにか信号を出していると考えられるようになりました。というのは、たとえば高度の文明をもった生物がどこかの星にいるとして、その高等生物がほかの天体の生物に信号を送ろうとする場合にはこのような周期的なパルス信号を使うと考えられていたからです。

つまり、お互いに通用する言葉も記号ももたないはずですから、宇宙空間の自然現象としては絶対に起こり得ない人工パルス信号を送ってくるはずだと考えるのが自然だからです。

また、周期の短い、正確な信号を宇宙空間に放つことができるとしたら、その星のその生物の文明はかなり程度の高いものだと想像されるわけです。この謎の怪電波を出す星はパルサーと名づけられ、人々の注目を集めることになりました。

では、このパルスはほんとに宇宙人の放った人工電波だったのでしょうか。パルサーには宇宙人がいるのでしょうか。

残念ながらどうもそうではないようです。そのあとの研究でパルサーを出す天体がいくつもみつかり、そんなに多くの星に宇宙人がいて人工電波を出しているとはとても考えられなくなりました。

そしてこの周期的な電波の原因は、ひじ用に小さな天体が 一秒に一回の割合くらいで正確にまわっているために起こるものだとされ、その天体とは中性子星だろうという結論になりました。

そして千九百六十八年にアメリカのグリーンバンクの電波望遠鏡は、ついに、かに星雲の中にパルサーをとらえました。

                                四次元99の謎 関英男



5月1日(水)07:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

58 カントも考えた火星人の存在

今日は朝から雨です。昨日は快晴 昭和天皇はさすが晴れ男 お隠れになっても 晴れたなと思いました。

乙武さん 台湾のプロ野球の始球式で 感謝の意を伝えてくださり ありがとうございます。

http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20130422k0000m040041000c



58 カントも考えた火星人の存在

宇宙人についていろいろ考えてみることはとても楽しいことです。科学的には存在する可能性は少ないのですが、しかし存在しないと完全に否定できるものではないようです。

宇宙人についてはSF小説の世界だけではなく多くの人々がいろいろと楽しみながら考えてきました。それが、宇宙の神秘に触れることでもあるからです。

ドイツの有名な哲学者のカントもその一人でした。かれは、十八世紀中ごろに書いた『天界の一般自然誌と理論』という本の第三部で、惑星の居住者(宇宙人)についていろんなことを考えています。

そして、深い哲学的なひらめきから、地球以外の惑星にも人類以外の宇宙人がいるはずだと結論しているのです。

ところで、私たちにもっともなじみの深い宇宙人は、なんといっても火星人でしょう。

タコのような奇妙な姿をすぐイメージできるでしょう。

地球人は火星に以上なほどの好奇心をもっているようです。

イタリアのスキャバレリという人が、観測の結果、火星の表面に奇妙なしま模様をみつけたのは千八百七十七年のことでした。驚くべきほど正確な細い線が火星表面を横切っていたのです。かれはこのしま模様に"運河"という名前をつけ火星地図に書き込みました。

その後の観測でも運河の数は増え、アメリカのローウェルの観測では七百本以上もありました。

この運河は目の錯覚だとも言われていましたが、しかしスキャバレリの発見以後火星に宇宙人がいて人工的に作ったものだという説が強くなりました。

地球と同じように火星にも数百万年前に生物が発生した。そして人類と同じように知的で、文明をもった生物だというのです。

しかし、火星は引力が弱く大気を失いそうになったので、それを防ぐために火星人の技術者たちが巨大な運河網をつくって火星の滅亡を防ごうとしているのだ。

氷が解けて水の豊富にある極冠のあたりから水を赤道あたりまで運んでいるとされていました。

しかし千九百六十五年七月、アメリカのマリーナⅣ号が火星に近接して観測写真を送ってきたところによると 運河はまったく観測されませんでした。

                               四次元99の謎 関英男



4月30日(火)05:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

57 宇宙人、空飛ぶ円盤を科学者はどう考えるか

あら あら~ 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月28日(日)16時16分2秒

アメブロでたくさんの方からアクセスがあった「正しい情報を探すブログ」さんが、強制退会させられたそうです。

http://ameblo.jp/aries-misa/entry-11519492308.html


どうしてなのかな?



「がってぃんならん」

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-04-28_48613


連休で浮かれている自分に反省・・。


ポチッ

http://www.jra.net/ank/online/naikaku.php



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けんさん ブログは消せても人の心は消せませんね。

新たにブログを始められたようで よかったです。




57 宇宙人、空飛ぶ円盤を科学者はどう考えるか

たしかに五十年くらいまえから宇宙人が地球の調査にやってきている形跡があると言う人もいます。しかし、それは確認されていないし、科学の立場からは承認されていません。

では、現代物理学は、この問題にどのような答えを用意しているのでしょうか。

これまで何度もふれたように、銀河系には約一千億個の星があります。これらの星に地球とまるで同じか、あるいはとても似た条件を備えた星が何万個もある可能性は十分あります。では、地球のような星があるとして、その星に生命が誕生する可能性はどうでしょうか。

これは、地球の生命の誕生を考えればいいわけです。地球上にも最初は生命がなかった。大気は空気、アンモニア、メタン、水素、水蒸気などであったと考えられています。

いま、これと同じような組成の大気をつくり、それに宇宙から注がれる放射線と同じ作用をする電子、陽子、ガンマ線などの放射線を当ててみます。そして、その大気を科学分析してみると驚くなかれ、大気中にいろいろの有機化合物ができ、その中には、生命体をつくっているタンパク質の素材のアミノ酸もありました。つまり、放射線がどこかの星の大気に当たれば、いろいろの有機化合物をつくる作用のあることが知られているのです。

つまり、長い年月の間には、なんらかのきっかけで生命体が作られることがある。地球以外の星にも生命が誕生する可能性は十分ありうると言えるわけです。地球のような大気をもち、生命が存在できる温度が保たれ、放射線が注がれるという条件が満たされるなら 生命が発生するチャンスは大きいといわなければなりません。

もし、生命が発生してとして、ではその星の生命体は人類のような高度の文明を築きあげることができるでしょうか。この問題に答えることはむずかしい。しかし、あくまで可能性から言えば、星の数は無数といっていいくらい多いのですから、その中に人類か人類以上の生命体が栄えることは十分あり得るでしょう。

では、その宇宙人が地球にやってきたのでしょうか。空想ではなく、ほんとに飛来する可能性はあるのでしょうか。この点については科学者の間でも意見の分かれるところですが、多くの天文学者、物理学者、哲学者は次のように考えているようです。

地球人が宇宙にロケットを飛ばすまでの文明を築いたのは、地球のスケールでいけば数百万年もかかっている。これはとても長い時間のように思えるが、しかし宇宙的スケールの時間に比べればほんの一瞬にすぎない。ほかの星の宇宙人についても同じことが言えるはずだ。

つまり、私たち人類の生存期間とほかの星の宇宙人の生存期間の一致する可能性は、宇宙スケールで少ない。これが科学者の答えなのです。また、宇宙人存在の可能性も、宇宙人が地球にやってくまる可能性もまったくないといって否定することもできないわけです。

                                       四次元99の謎 関英男



4月29日(月)06:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

56 空飛ぶ円盤も宇宙人も実在する可能性は否定できない

藤原氏の体験は 投稿者:ジュリー 投稿日:2013年 4月27日(土)16時12分12秒

本当だったのか、あるいは まこと だったのか、

請う、ご期待ですね。


さて

籠の中の鳥は、神戸の大震災で神の戸が開いて、出初めたようです。


・・・夜明けの晩に、鶴と亀が・・・・・後ろの正面だあれ


鶴と亀で、鶴亀になり、つるぎ( 剣 ) になります。

神戸から徳島県の 剣山 を見て、その方向の後ろの方向には何があるでしょうか。

後ろの方向を正面として見ますと、位山 があります。


ここは太古の歴史で、一番最初に 天孫降臨 があった山です。


高千穂の天孫降臨伝説は、位山より後の歴史史実のようです。


ちなみに、位山は世界最古のピラミッドの山です。

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拡散希望だそうです・・。 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月27日(土)17時49分8秒

例の事件・・・

http://shanti-phula.net/ja/social/blog/?m=20130427


明日から連休。食べるのも休もう~ (@_@;)

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56 空飛ぶ円盤も宇宙人も実在する可能性は否定できない 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 4月28日(日)06時39分2秒

ジュリーさん 世界最古のピラミッドにして、天孫降臨のはじめ 位い夜が明けていく~山ですね。



けんさん 拡散希望はこれもですね。

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=efXmDiq-Eek

しばちゃんの口にお手! これ自然すぎて笑えました。
しばちゃんのこのポーズに 飼い主さんが はまった♪



56 空飛ぶ円盤も宇宙人も実在する可能性は否定できない

私たちが所属している全宇宙には約一千億個の一千億倍の太陽があり、私たちの太陽のある銀河系だけでも約一千億個の星があることは前に述べました。星の数がこんなに気の遠くなるくらいあるのだから、それらの星の中に地球人と同じくらいの文明をもった生命がいても不思議はありません。

また、地球人以上の高度の技術と文明をもった生物が存在していると考えたほうが自然だといえます。

また、太陽系を脱出して銀河系を横断するくらいの宇宙旅行も理論的にはできます。そこまではすでに私たちも原理的にたどりついています。

これらのことから空飛ぶ円盤に関する空想も、科学をタテにとって頭から否定することはできないのです。私たち地球人より何千倍も進んだ文明をもっている星があるとしたら、その星の宇宙人は、すでに原子力よりも強力なエネルギーの開発に成功し、また鉛よりもはるかに有効に放射線を遮断する新物質を合成し、準光速ロケットを完成しているかもしれない。

だから空とぶ円盤は宇宙人のつくった準光速ロケットということになるでしょう。あるいは、アインシュタインどころではない科学者がいくらでもいて、そういった宇宙人科学者たちが知恵を絞りあって、準光速ロケット以上の速度をもつロケットを開発しているかもしれません。言ってみれば超光速ロケットです。

ただ残念ながら、超光速ロケットの可能性は、超光速粒子のタキオンを利用する以外に方法はありませんから、実際に製造できるまではSF小説と同じ空想の域を出ません。

ともかく、これらの諸々の要素、そして科学技術がどこまでも、人間の知恵とアイディアで上昇的に進歩していくものだと考えるかぎり宇宙人も円盤も、可能性としては実在します。

ただし、ここで誤解しないでいただきたいのはこれは現代物理学の立場から、宇宙人の存在、空飛ぶ円盤の存在を認めたということではありません。

物理学は科学で、実証を必要とします。その立場から、存在を否定することはできないと言っているのです。



4月28日(日)06:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

55 空飛ぶ円盤に乗った青年の話はホントか

最後のバブルは金? 投稿者:新参者 投稿日:2013年 4月26日(金)10時42分18秒

四次元99の謎の記事ありがとうございます。宇宙の中心はどこだろうと思っていたのですが、昨日の「53 再び、宇宙の構造を整理してみると・・・・」に回答がありました。
実は球面上に2次元世界に住む蟻さんがいると、この世界に果てはない?いつも自分がいるところが中心だと思うかもしれない。2次元→3次元とすると同じことで、この宇宙に果てはない、いつも自分がいるところが宇宙の中心だなんてことかも知れない。そしてその答えは四次元99の謎で今後出てくるかもしれないと思っていましたところ、その通りでした。

 最近ふと心に浮かぶことがよく当たります。外れることもありますが…
最近ふと思ったことは今の資本主義の最後で最大のバブルは金ではないかということです。
金は資本主義発達の中で重要な役割を果たしてきました。地球劇場の演出者は資本主義の終わりに、金を平凡に退場させるのではなく、はなばなしい花道を用意するのではないかと思いました。金は世界的な財政破綻、インフレの恐れから今後さらに高騰し、どこかで大暴落が起こる。その時に資本主義が幕を引く、そんなことが実際起こるかもしれないと思いました。

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それでも 投稿者:ジュリー 投稿日:2013年 4月26日(金)17時07分34秒

空間は、曲がっている。( ガラレオ・ガラレイ )

宇宙の中心 ???

う~む 分からん

東日本ハウスさん効果は、ずばり 4月29日 なのか ????


う~む 分からん


さて

続きは、次回と言うことに。

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55 空飛ぶ円盤に乗った青年の話はホントか 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 4月27日(土)07時22分51秒

新参者さん ありがとうございます。

四次元99の謎 新参者さんに楽しんでいただけてるようでうれしいです。

この本 読み返していくとまたあたらしい発見がありそうです。

地球さんからみれば 人間は土地に住まわせてもらってるありさんみたいなもので 土地だって 金だって 人間がかってに所有権を主張してるのにすぎないですよね。



ジュリーさん 四次元99の謎 実を言うとわたしもよくわからんのですが PCでいうと なにがわからないのか質問しようにも何を質問すればいいのかがわからない状態から 今は何がわからないのかをわかってるとは思うけど わからなくてもなんとなく使えてるのだから ありがたく使わせていただきますです。







55 空飛ぶ円盤に乗った青年の話はホントか

私たちが準光速ロケットでほかの星を探検できる可能性は、現在のところ残念ながらほとんどないようです。

では、私たち地球人以外の星の高等生物が地球にくる可能性はあるでしょうか。次の記事は、五月の始めごろの週刊誌にいっせいに登場したUFOに乗ったという青年の話です。

「北海道北見市の郊外、にごろ町にUFO(未確認飛行物体)が出現、地元の青年が宇宙人と接触し、UFOから現れた身長一メートルの小人によって、吸い込まれるようにしてUFOに搭乗した。そのあとどこかに行って帰ってきたが、現在もその宇宙人と交信している」

この話を詳しく言いますと、UFOに搭乗したというのは二十八才の藤原由浩氏。仕事は農業ということで、それまで円盤なんかにまったく興味を持っていなかった純朴な人だそうです。

四月六日の午前三時ごろ、だれかが玄関の戸をたたく音で目をさまし、洋服に着替えて表に出てみると身長一メートルくらいの小人が立っていた。小人に近づくとうしろにピョンピョンととびはねて逃げ、突然手を水平にあげると熱風が吹き、自分の体が吸いよせられた。

そのとき目の前にオレンジ色の円盤が現れ、それまでの二倍の力で空に吸いあげられた。そして足のほうから円盤に吸い込まれ、そのとき気を失ってしまった。気がつくと円盤の中央に寝かされており、三十分くらい円盤の中に居た。そのあと、ドスンと木にぶつかるような音とともに藤原氏は地上に立っていた。

その宇宙人と思われる小人はコンニャクのようなかんじで、押せば引っ込み、離すと元に戻る。手には指がなくゲンコツのようだった。

だいたいこんな話のようです。話の真偽は体験したという青年がある以上、そんなことが実際にあったと考えてもいいでしょう。ただそれが、本当に円盤なのか宇宙人なのか、それは科学的に決めることはできません。もちろん錯覚かもしれません。

空とぶ円盤は 高度の科学技術をもったほかの天体から飛来する宇宙人の宇宙船だとされており、これまでにもそれを見たという人が何人かいます。

とくに北米と南米でUFOを見た、宇宙人に会ったという人が続出したことから、アメリカ軍は千九百六十九年に未確認飛行物体研究計画をつくり、このUFOを科学的に研究しました。そして、七千件ちかい円盤体験者の報告を細かく、くわしく科学的に調査しました。

その結果、空とぶ円盤が実在するという証拠はなにひとつ得られなかったという報告書を公表しました。多くは幻覚か夢かあるいはデマ、つくり話のたぐいだったようです。

では、空とぶ円盤は実在しないのでしょうか。地球以外に高等生物はいないのでしょうか。そして藤原氏の体験はウソでしょうか。じつは、そうともいえないのです。

                                四次元99の謎 関英男



4月27日(土)07:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

54 私たちが準光速ロケットで宇宙旅行をすることはできるか

ご注意!? 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月26日(金)02時00分10秒

ちょっと嫌な兆候です。311前にも上がった東日本ハウスの株価が急上昇しています。

http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11517982318.html




大断言! 「何も起きなかった。」


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けんさん 情報ありがとうございます。

情報をひろめ 自分でできることを準備したら あとは平常心を保ちます。

「何事もなかった!」



54 私たちが準光速ロケットで宇宙旅行をすることはできるか

ともかく、どうにかしてこの大宇宙の構造を知りたいという人間の欲望がいかに強いか、そしてそのためにじつにさまざまのことを考え、精度のいい望遠鏡を開発してきた人類の戦いのすさまじさを私たちはしたたかに知ったようです。

では、私たちは近い将来アインシュタインの「時間のパラドックス」のように準光速ロケットで宇宙旅行にでかけることになるのでしょうか。

いずれ、遠い将来人類が大宇宙にとび出してゆく日が来るにちがいありませんが、それはともかく現在、私たちの生命がある間に可能なのでしょうか。

現段階で、人類最高の発明である準光速ロケットを作ることは技術的に不可能とされています。

理論的には、宇宙線の中に準高速度で飛ぶことのできる素粒子があるのですから、作れないわけではありません。しかし、理論はもとかく、技術的には多くの問題がまた解決されていないのです。

ロケットだけ作ることができても、中にいるパイロットが生きていられない状態だったり、あるいはロケットが加速しつづけるための燃料を実際になににするか、という問題があります。

理論だけで言えば、ロケットを光速の九十九パーセントくらいまで加速するには原子力をつかえばいいでしょう。

しかし、原子力をつかって加速したとしても、光速の九十九パーセントまで加速するのに精一杯で、準光速とされている光速の九十九.九九九九八パーセントにする力は原子力にはありません。

人類は原子力以上に強力なエネルギーの開発にまだ成功していませんから、準光速ロケットは作っても動かないということになります。

もう一つの大きな難問はパイロットの生命、つまり宇宙ロケットの内部をどう安定に保つかにあります。宇宙空間にはきわめて少量ですが、星間物質の水素原子があります。その量は、一立方センチメートルにつき一個くらいの割合ですが、この水素原子がじつはくせものなのです。

宇宙ロケットが光速の0.999998倍くらいで飛行しはじめると、相対的に考えて、宇宙も宇宙の塵とか隕石とかそのほかの物質がすべてロケットの進行方向と逆に光速の0.999998倍の速度で飛んでくるわけです。

速度が増加すれば質量が増加するのは特殊相対性理論で述べました。つまり、星間をただよっている水素原子も準光速でロケットにぶつかってくる。

計算によれば、ロケットの速度が光速の九十九パーセントくらいまでならこの水素原子も厚さ一メートルくらいの鉛の板で防ぐことができますが、光速の九十九パーセントをこえると厚さ一メートルの鉛の板でも平気でぶちぬいてしまいます。そして、この水素原子にパイロットが当たったらひとたまりもありません。

とにかく、この大宇宙にはなにがあるかわかりません。現在の月ロケットくらいの速度なら、問題は少ないのですが、宇宙の奥深くを知ろうとすると難問は山積みされているのです。

                                       四次元99の謎 関英男



4月26日(金)05:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

53 再び、宇宙の構造を整理してみると・・・・

一般相対論は宇宙に対する私たちの眼を大きく開かせました。第2章で、最近の宇宙像を述べましたが、もういちど、科学者が宇宙についてどんなイメージを描いているかみてみましょう。

アインシュタインの宇宙論は、星の近くで空間が曲げられているという一般相対論から、宇宙空間は質量による曲がりが積もり積もって全体ではプラスの曲率で曲がった空間と考えました。

この宇宙モデルによれば、「宇宙の果てになにがあるのか」という疑問に対しては、宇宙空間(体積=広さ)は、広さは有限であるが果てはないという答えになります。

では「その宇宙はどんな形をしているか」という疑問には、答える言葉がないと答えるのです。空間が曲がっているのは空間性質であって形態ではないからです。

しかし、それを強いていうとすれば四次元超円筒でしょう。そして、この宇宙は、果ても中心もない。中心は自分のいるところと考えるほかに考えようがないということになります。

次にハッブルの観測事実にもとづく膨張宇宙論があります。この空間は空間の曲がりを否定しました。つまり宇宙は無限大に広いかそれとも果てがあるという考え方です。

ハッブルは宇宙の年令を五十億光年と考え、五十億光年先は果てがあると考えます。ただし、その果ては光の速さで膨張しています。

では果ての向こうに何があるのかという問いについては、やはり答えることばがないと答えるのです。考えもつかない、なにものかがあるのだろうとしか答えられません。

この二つが代表的な宇宙像ですが、このほかにオランダのジッターの、宇宙空間も時間軸も曲がっているというのがあります。これによれば、ずっと未来は過去と同じになるのです。

また千八百二十六年に発表されたドイツのオルバースの宇宙論は、宇宙にある無限大の星の数から考えて、宇宙は真昼のように明るいというのがあります。

しかし、これはハッブルの膨張宇宙論によって、それらの星から出るエネルギーは宇宙の果てに吸い込まれ地球には来ないとされています。

このように宇宙像について決定的なものはひとつもありませんが、現在ではハッブルの膨張宇宙論とアインシュタインの説の二つが有力です。

                                   四次元99の謎 関英男



4月25日(木)04:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

52 宇宙の曲がりを実証するウィーバーの重力波の測定

50で、フランスのアンリ・ベルグソンをはじめとする哲学者たちが、アインシュタインの一般相対性理論の正当性を認めない主張をしていることに触れましたが、最近になって、宇宙観測の結果、相対性理論の正しさを補強する研究がすすんでいることを次に述べましょう。

それは、アメリカのメリーランド大学の物理天文学教授ジョセフ・ウィーバーの重力波の測定です。じつは、この人は重力波研究の分野で私の恩師といってもよいくらいの人で、私もアメリカに渡ったとき、その重力波の測定装置を実際にみせてもらい、その装置の完璧さから重力波の存在が発表される日も近いと確信させられたことがあります。

では、重力波は私たちになにを教えてくれるのでしょうか。たとえば、正の電気を帯びている棒と負の電気をもっている棒を近づけるとパッと火花を散らして電流が流れる。このとき、瞬間的に空気中に電波がでます。また、木を燃やせば木から光が出ます。

この光と電波とは素粒子の流れで本質的には同じものであることをまえに光子説を紹介するところで述べました。つまり、エネルギーなのです。

これと同じことで、宇宙に巨大な質量のある物質(たとえば星)が出現したとすると、特殊相対性理論によればエネルギーが質量に変わったことになり、また巨大な星が爆発すれば質量がエネルギーに変わるはずです。

これを電波や光とおなじように考えて、質量の変化あるいは変位によって電波や光のような波動のエネルギーが出てくるはずだと考えられます。これが重力波で、アインシュタインは千九百十六年に一般相対性理論の中でその存在を予言しました。

重力波は、光速度と同じで、しかも地球のような巨大な質量をもった物質でも貫通してしまう性質をもっているとされています。光に光子があるとするなら、重力波には重力子(グラビトン)があるはずです。

ところが、このグラビトンのエネルギーはあまりにも小さく、アインシュタインの予言にもかかわらず、この存在をキャッチした人はこれまでいなかったのですが、ウィーバー教授は直径六十センチ、長さ百五十四センチのアルミの円筒をつくり、それを真空のボックスの中にピアノ線でつるすという観測装置をつくり、それをメリーランドに三個、そこから千キロ離れたイリノイ州アルゴンヌ国立研究所に一個設置して観測を開始しました。

この観測装置はじつに精度が高く、地震、電波、宇宙線などは一切受け付けず重力波しかキャッチしないように工夫されている。そして、ついにウィーバー教授は、重力波のキャッチに成功したのです。

つまり、アルミのドラムが四十兆分の一センチほど伸縮したことを確認しました。重力が空間を伝わる波動としてキャッチされたことは物理学上の大発見です。

重力波が宇宙のどこから出たかは確認されていませんが、たぶん超新星の爆発によるもので、銀河系の中心とされています。

この観測の正しさは私も確信していますが、重力波の存在は一般相対性理論を強く立証するものとなり、重力波と質量の相互作用で力が生じ、空間が曲がっていることも裏付けられるのです。

                                      四次元99の謎 関英男



4月24日(水)06:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

51 相対性理論は気ちがい扱いされた!

十年ひと昔とよくいわれますが、現代の科学の進歩は五年ひと昔あるいは三年ひと昔といったほうがいいほど早いピッチで進歩しています。いってみれば、とても強い加速度がついている。

しかし、世の中の多くの人々は、新しい発見、新しいアイディアを新聞のニュースでときおり知るくらいで、そこで何が起こっているのか、何が考えられているのかはほとんど無関心だといっていいようです。

それは、たとえば科学の本命だとされているアインシュタインの一般相対性理論が発表されたのが千九百十六年で、すでに約六十年になろうとしているのに、いまだに私たちに強い衝撃を与えるということひとつをとってみても明らかです。

この本に書かれているひとつひとつに私たちは半信半疑の気持を抱いているというのが正直なところではないでしょうか。超感覚の世界はどうも苦手だ、知らなくてもどうってことないんだからもういいや、と思い始めているひともいるにちがいありません。

しかし現代物理学は、私たちにテレビジョン、電子計算機、電子顕微鏡、原子力など多くの便利な道具をもたらしています。

そして、そうした文明の進歩に大きな力を発揮しているだけでなく、物理学を研究している人以外でも、その世界に入ることによって、超感覚の世界の奥行きの深さ、自然の奇妙さ、おもしろさ、限りのない深い神秘に触れさせてくれます。

私たちの生命の意味さえも、あらためて考えさせてくれることは、これまで述べてきた宇宙の探検、素粒子の世界の探検などによってすでに経験されたと思います。

そして、このように自然の神秘に挑戦した物理学の考え方、発想は、私たちにものを考える場合のヒントを与えてくれるのではないでしょうか。

とても深い好奇心と、とてもやさしい心が現代物理学の発想を支えているということを知ることができるのではないでしょうか。

ところで、科学史をひもといてみますと、科学上の重大な発見、理論はすべてその時代の人にバカにされ気違い扱いされている。

コペルニクス、ガリレオ・ガリレイ、ニュートンみんなそうでした。そして、アインシュタインも例外ではありません。

もっとも相対性理論は、理解できる人が十人ほどしかいないといわれたほどですから、気ちがい扱いされたのも無理からぬことともいえます。

そのためアインシュタインは相対性理論でノーベル賞をもらうことはできませんでした。彼がノーベル賞をもらったのは光の量子説だったのです。

こうした科学的発見に対する常識の抵抗に負けないため、現代の科学者の多くは次のような態度で科学的発見、理論にのぞんでいるようです。

「物理学の常識から考えて十分気ちがいじみている理論が、正しいものである可能性が大きい。気ちがいじみていない理論は、正しいとはいえない」(ニールス・ボーア)と。

                                四次元99の謎 関英男



4月23日(火)06:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

50 相対性理論は"自然観"の革命であった

コンビニ店主さんは やめたくても 契約で何年かは やめることができないと聞きましたが やめたくてもやめる自由もないなんてそんな契約があるのかな。~

http://enzai.9-11.jp/?p=14364



50 相対性理論は"自然観"の革命であった

空間が曲がり、時間が遅れ、準光速ロケットに乗れば地球上の時間の何千倍もの時間を得られる。そして、今様浦島太郎も夢物語ではないというアインシュタインの相対性理論は、私たちのこれまでの常識をゆるがすに十分な物理学的アイディアといえるでしょう。

そして、このアィディアは、それまでわからなかった宇宙のもろもろの謎を解く鍵を提供してきました。もちろんメスバウワー効果、ブラックホールの発見などによって、そのアイディアが現実の世界を説明する経験的に有力な武器であることは部分的にですが、実証されてきています。

もちろん、ハッブルの膨張宇宙論などのように、アインシュタインの宇宙論に修正を迫った新しい発見もありましたが、四次元空間の理論は部分的に修正されつつも、その考え方は今日、多くの物理学者、科学者の承認するところとなっています。

もっとも、実際に時間が遅れるといっても、私たちの生活しているこの地球上では一秒の一千万分の一のそのまた一万分の一というほどですから、まったく気になるほどではないし、また空間が曲がっているといっても、地上では空間の曲がりがゼロと考えてニュートンの運動法則でこれまでどおり、物体の運動法則をとらえても生活する上に支障をきたすということはありません。

しかし、空間が曲がり、時間が遅れるというこの事実はそれまでの物理学の常識を根本からひっくりかえしてしまったというところに大きな意味があります。そして、マクロの宇宙からミクロの素粒子の世界へと人類を大きく解き放ったのです。

大げさに言えば、人類がそれまで得てきた自然観、自然法則をひっくり返し、新しい自然の探検に人々を招待したといえるでしょう。つまり超感覚世界の存在、そして自然が質のことなる多くの層で成り立っている多層構造の物質世界であるという発見だったのです。

それは、光も万有引力もすべて素粒子という物質の流れであるという発見の中などによく現れています。そして、電子顕微鏡、電子計算機、原子力など文明の利器を私たちにもたらしたのです。

つまり、アインシュタインは、相対性理論を私たちに示すことにより、人類の大規模な思想改革をしたといえます。それは革命的といってもいいほどの根本的なものだった。

逆にいえば、その理論があまりにも革命的であったために、それに強く抵抗しようとする人々が多くいたということもいえます。たとえば、フランスの有名な哲学者のアンリ・ベルグソンなどの多くの哲学者が、今様浦島太郎をはじめとするアインシュタインの時間と空間に対する考え方は認められないと主張しています。

またイギリスの物理学者のハーバード・ディングルも「時間のパラドックス」はアィディア倒れだと強く批判しました。日本でも土井不曇博士などが、相対性理論を否定する研究のため一生をささげたほどです。

しかし、多くの物理学者はアインシュタインを承認し、新しい研究に挑んでいるのが現代です。

                                四次元99の謎 関英男



4月22日(月)05:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

49 ロケット内の人間は、ほんとに長生きしたのか

さて、すこしリラックスして、クイズめいたことを考えてみましょう。

宇宙空間に準光速ロケットでとび出して、ロケット内の時間で数年間飛んで、地球に帰ってくれば、それは地球上の数千年、数万年に相当すると41,48で述べました。

それでは、この今様浦島太郎の話を利用したAという男が、ともかく百科事典的な知識を身につけたい、そして長生きしたいという野望をもって準光速ロケットに乗って出発したとします。そして、地球上の時間で三百年間に相当する間ロケットにこもり、ありとあらゆる書物を読んだとしましょう。

もちろん人間の知識や教養は時間の長さに比例して深まるものではありませんがここでは一応、長いあいだ勉強すればそれだけ知識が増えるということにして考えます。

さてAさんが地球に帰ってきたら、アインシュタイン博士も及ばないような知識人となっているでしょうか。答えはノーです。Aさんが、ほかの友人たちより長生きすることは確かにできます。しかし、三百年間分の知識を身につけることはできません。

これは、特殊相対性理論と一般相対性理論を知っている私たちには容易にわかることです。つまり、地球上で測定した三百年は、ロケット内の時間にすればほんのわずか、たとえば一年分くらいにしかすぎないからです。時間の経過がのろいとうのはロケット内ではまったくわからないことなので、その人が地球上にもどって初めて知ることなのです。

だから、Aさんが地球上の三百年に相当する時間を飛べる準光速ロケットを金にまかせて買って、それに乗って飛んで帰ってきたとしても、かれにしてみればたった一年しか経ていない。まだソクラテス全集を読み終えるか終えないくらいの時間しかなく、とてもアインシュタインの相対性理論までは読み進んでいない。

一年しかたっていないのだから、もちろん生理現象も新陳代謝も一年分しかない。だから長生きといっても三百年分の呼吸をして長生きしたのではない。かれは一年しかまだ生きていないのです。

                                四次元99の謎 関英男



4月21日(日)18:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

48 富士山の頂上に住めば他人より早死にする

これまでは主に空間のことを中心に考えてきましたが、では時間についてはどう考えたらいいのでしょうか。

アインシュタインは、重力場では重力が強いほど、つまり万有引力が強いほど時間の遅れがいちじるしくなると指摘しています。これは、まえに出てきたメスバウワー効果で測定すればすぐわかることです。

たとえば標高三千三百三十七メートルの富士山山頂に住んだ人がいるとします。地上より離れれば離れるほど地球引力が弱くなることは実証されています。ですから、富士山頂の引力は東京都内の引力よりも弱いわけです。

つまり、これを時間に関連させて考えれば、富士山山頂のほうが地上よりも時間が早く進むわけです。時間が早く進むということは、同じ日の同じ時間に生まれ、五十年後の同じ日の同じ時間に寿命を終えると運命づけられた田中君と福田君がいたとします。

田中君がある日仕事で富士山山頂に住むことになれば、田中君のほうが早く死んでしまうという悲しい結果になるのです。

とはいってもこれは一秒の一千万分の一秒のそのまた一千万分の一秒程度の違いで、実際の生活にはほとんど影響しないほどです。ただ、引力の強弱によって時間が遅れたり進んだりすることは、高さ二十メートルの塔の上と下で実験した結果があるので確かめられた事実です。

もし寸刻といえども長生きしたいと思う人があるなら、いちばんいいのは準光速ロケットに乗って宇宙旅行すれはいいのですが、それは無理な相談ですから、まあなるべく低いところ、それも一階や地下で生活すればいい、ということになります。

重力が強くなれば時間が遅れるという結論から、加速度をもって宇宙空間を飛んでいる準光速ロケット内の時間の経過が遅れ、その結果41で述べたようにロケット内での二年間の時間は地球上の数千年、数万年に相当するということは十分考えられます。

つまり宇宙空間でUターンするロケットは加速度をもって飛び、ロケット内に重力場ができ、時間はどんどん遅れていくのです。

                                       四次元99の謎 関英男



4月20日(土)05:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

47 空間の曲がりは常識を破壊した

本 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月18日(木)12時46分12秒
先日たまたま見たテレビニュースで人気作家の新刊発売をしていました。徹夜で販売解禁を待つ姿に洗脳されて、あまり読まない小説であるこのを購読しました。

文学作品に疎いためか感動がありませんでした。

人それぞれということで。

それでも近くの書店では品切れ注文受付中になっていました。

マスゴミに乗せられないようにすることと、文学解読ができるようにしたいと思いました。



こちら開花。春るるる

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手塚ファン

けんさん 私はマンガからはいったので いまだに むずかしいものは読めません。(^O^

なんとか賞の作家さんのもの読んでみようかなと思ったこともないです。

あぁそうか。いいなと思った映画の原作を読んでみるのもいいかもしれないと思いました。



47 空間の曲がりは常識を破壊した

アインシュタインの一般相対性理論の『重力場の理論』は、空間の曲がりというアィディアを用いてあらゆる運動を説明するものだということが明らかになりました。

そして、空間の曲がりが重力によってつくられるものであることもわかりました。

つまり、重力場では空間が曲がっており、万有引力とはイコール空間の曲がりのことで、そこには時間という要素が新しく加わった。

だから、あらゆる物体に加えられる力の法則は、空間の曲がりというアィディアですべて統一的に説明してしまおう、ということになるわけです。

ここまできて、ある矛盾に気がつかれた読者もいると思います。

それは、ハッブルの膨張宇宙論のところで述べた"宇宙空間は曲がっていない"という観測事実とアインシュタインの時空間連続体の曲がりということの矛盾です。

これはじつは別に矛盾していないのです。

アインシュタインのこの重力場の理論は、太陽とか地球、星の周囲の空間が局所的に曲がっていれば十分であって、アインシュタイン自身が考えたように宇宙空間全体がある曲率をもっていることは必要としません。

では局所的に宇宙空間が曲がっているとはどういうことでしょうか。

それはたとえば、一枚の平たいトタン板にかなづちでところどころを部分的に曲げたと同じことです。

トタン全体は平面ですが部分的に曲がっている。トタンが折れていようと円筒形であろうと平面であろうと部分的に曲がっていることには変わりはない。

もちろん、まえにも述べましたが、まだ観測されていない宇宙のどこかで、アインシュタインのいうように空間がプラスに曲がって、宇宙空間は"果てはないが有限だ"ということになるかもしれません。

しかし、たとえそうであるにしても、あるいは宇宙空間がアインシュタインの予想に反して曲率がゼロであっても、またマイナスの曲率の空間であっても、"空間の曲がり"をとり入れた一般相対性理論の正しさはそのまま生き残っていくでしょう。

つまり、空間が曲がっているという新しい発見とアイディアは、自然界の物理現象を理解するうえに欠くことのできないものだということに変わりはないのです。

                                       四次元99の謎 関英男



4月19日(金)06:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

46 光が曲がって進む不思議な現象を理解するには?

地震兵器HAAP 投稿者:新参者 投稿日:2013年 4月17日(水)20時52分37秒

3.11は やはり人工地震だったのでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=tnLSn389Utg

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訂正 投稿者:新参者 投稿日:2013年 4月17日(水)21時05分18秒

HAAP → HAARPでした。

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掘削されると 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月17日(水)23時31分22秒

地震が起きやすくなる傾向があるとか・・・

現在、新潟県佐渡南西沖における試掘調査中らしい~

http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/status.html

大断言「日本に大地震は起きなかった!」

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新参者さん けんさん 情報は公開されるためにあると思います。情報ありがとうございます。

はだかの王様と 子どもの話は いつの時代にもあてはまるんだろうな。
 
今の時代だとだれが子どもで だれが 群集で だれが 王様なのかなと思いました。



46 光が曲がって進む不思議な現象を理解するには?

水星近日点の移動は、ニュートンの万有引力よりもアインシュタインの重力場のほうが正しいことを証明しました。さらに、アインシュタインの理論の正しさは、重力場で光の進路が曲がるという現象があることによっても確かめられています。

では、重力場で光はなぜ曲がるのでしょうか。それはどう考えたらいいのでしょうか。

特殊相対性理論によれば光は同じ速さで、方向を変えずに進みます。しかし、これは観測している人が静止しているか、あるいは等速運動をしている場合に限られているのです。

もし、観測している人が加速度運動をしていれば二乗がちがってくるのです。

加速度運動をしている場合は重力場と同じであることは相当原理でわかっています。

もし、ロケットの窓から光が入ってきたとき、ロケットが等速で飛んでいれば光は直進するけれど、ロケットが加速度で飛んでいれば光はロケット内の後方で曲がって進むわけです。

つまり、ロケットの後方に大きな重力場ができていると考える。

重力場ではすべての物質が、後ろの方へおしやられる。光も物質と同じで、エネルギーのかたまりのわけだから、重力の影響を受けざるを得ない。

重力の影響とは、空間の曲がりのことだから、ロケット内の空間が曲がり、光も曲がったと説明できるわけです。光が曲がることは空間の曲がり以外に説明の方法がないのです。

これはじつは地球の三十万倍以上の質量をもっている太陽の近くを光がとおるときに曲がることによっても確かめられています。

イギリスのアーサー・スタンレイ・エディントンという人が千九百十九年にアフリカで日食のとき観測した結果、太陽の近くを通過する星の光が、太陽の重力の影響で、角度にして約一.六一から一,九五秒までの範囲で曲がっていることを発見しました。

もちろん、これは光が物理的な力を受けて、つまり太陽の引力を受けて曲げられたのではありません。光は、曲率ゼロの空間であればどのような力を加えても直進することは確かめられています。

ともかく、光になんらかの力を加えてその進路を曲げることはできない。ここでできる解釈はただひとつです。"空間が曲がっている"と。

                                       四次元99の謎 関英男



4月18日(木)06:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

45 ニュートンの万有引力説は敗れたのか

あら ドロン です

主人は軽四で 今朝から(貧乏旅行に)行ってくるね。
 
行ってらっしゃい~ヾ(^o^)名古屋はういろうだね~=ε=ε=ε~~~ヽ(^◇^)))♪



45 ニュートンの万有引力説は敗れたのか

さて、第一章で「宇宙に果てはあるのか」という難問に対して、アインシュタインが「宇宙空間は有限であるが果てはない」と解いたと書いてあった部分を思いだしてください。じつはこの答えこそ、一般相対性理論から導かれたものなのです。

つまり、宇宙空間にある無数の星の万有引力によって、それぞれの星の周囲は地球と同じように空間が部分的に曲がっており、また宇宙空間は時間空間の連続体であるから全体として大きく曲がっているはずである、というのがその発想の原点だったのです。

また、アインシュタインは、万有引力が空間を曲げるという着想から、逆に万有引力によって説明されてきた惑星の運動は、すべて空間の曲がりによって説明できると考えそれを実行しました。

このあたりが相対性原理のまさに"相対性"であるゆえんで、アインシュタインのひらめきのすばらしさを証明するものでしょう。

そして、かれは、この空間の曲がりを用いて、ニュートンの万有引力では説明できなかった「水星近日点の移動」という謎の天体現象を説明しました。

太陽にいちばん近い水星は、太陽の周囲を一公転する間に、太陽にいちばん接近する位置(近日点)が、少しずつ移動するという現象が観測されました。

ニュートンの万有引力の法則はそれまで海王星の存在を予言するなど、宇宙の真理に通じるものとされていましたがこの水星近日点の移動は説明できなかったのです。

ではニュートンとアインシュタインを比べてみましょう。

ニュートンの理論は、二つの物体(質量)の間には万有引力が無限の速さで伝わると考えます。

これに対してアインシュタインの万有引力はこの物体間に作用するのに時間がかかります。というのは万有引力とは空間の曲がりと考えるからです。空間の曲がりは 伝わるのに時間がかかる。

ニュートンによれば、惑星の運動にはまったく関係なく、太陽と惑星(水星)の間に作用する万有引力の強さは、ただ二つの物体の間の距離によって決まると考えます。

一方、アインシュタインは、空間の曲がりに時間がかかるので、万有引力の強さは二つの物体の間の距離では決まらす、二つの物体の一方に対する相手の速度(相対速度)が影響しているはずだと考えるわけです。

この結果、ニュートンの万有引力で計算した水星の公転軌道とアインシュタインの公転軌道とは少しズレが出てきました。

つまりニュートン式での近日点の移動は実際の移動と百年間で四十三秒の差ができましたが、アインシュタイン式の計算の結果 この差がピッタリ説明できるという結果になったのです。

このアインシュタインの理論と水星近日点の移動の観測結果の合致は、重力場の理論の正しさを証明するものとなりました。

つまり、物体の運動が行われるために必要な字空間が、物体の運動と不可分に結びついた連続的な物理量であることが証明され、物体が運動していると時空間連続体もそれに呼応して変形していくわけです。

                                  四次元99の謎 関英男



4月17日(水)07:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

44 ニュートンのリンゴを落としたのは空間の曲がりだった

戦わずして勝つ 投稿者:新参者 投稿日:2013年 4月15日(月)10時48分50秒

すごい方が日本人にいるんですね。こんな方が活躍してフリーエネルギーを実用化し、闇の権力者たちに戦わずして勝てたらと、希望がわいてきますね。

日本人が知らない天才「佐野千遥博士」

http://tenkataihei.xxxblog.jp/

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むかし むかし 投稿者:ジュリー 投稿日:2013年 4月15日(月)11時01分32秒

ある人が、「 ジュリー君、空間も時間も、物なんだよ  も・の   ほっ ほっ ほっ 」

と、言っていたことを思い出しました。 物だから空間は、曲がるのかな・・・・?????


さて

かごめ かごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀がひっかいた 後ろの正面 だあれ

鶴と亀がひっかいた   →    アメリカとソ連が冷戦で敵対した

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やっぱり 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月15日(月)18時05分14秒

インチキなのでしょうね・・・・

http://www.y-asakawa.com/Message2013-1/13-message33.htm

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フリーエネルギー 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 4月16日(火)05時31分39秒

民間から広がって 戦わずして勝つ それがいい、それがいい と 思いました。



夜明けの晩

夜明けの晩は一番暗いです そして夜明けの晩は一番長い鶴の首かな。~



聞く耳を持つもの

子宮頸ガンワクチンの副作用 声を大にして知っている人は言うべきですね。

聞く耳を持つ人は聞いてくれますね。



44 ニュートンのリンゴを落としたのは空間の曲がりだった

もういちど相当原理を読みかえしてください。

アインシュタインは、ともかく物体に働く力の現象について考えるとき、これは万有引力だ、これは加速度だ、これは磁力だなどと区別して考える必要はない。区別しなくてもなんらの矛盾を生じないという考えにもとづいて相当原理を考えているわけです。

逆にいえば相当原理は、ニュートンの運動法則に代わって、物体のあらゆる運動に適用できるものとして考えられています。

もっとつきつめていくと、あらゆる運動現象を統一的に生命できるものがあるとすれば、それがもっても望ましい、そしてそれが加速度によって生ずる重力が原因で起こる現象であるというのが相当原理なのです。

アインシュタインは千九百十五年に一般相対性理論を発表しましたが、その基本となる考え方は、すでに述べたように、万有引力も、慣性効果によって生まれる力も、すべてを重力場から説明しようとするものです。

この「場」というのは、特殊な状態にある空間のことで、そこに電荷をもってきて力が働くような空間は電場、磁気をもってきて力が働く空間を磁場、質量のある物質をもってくればそれに力が働く空間が重力場であるわけです。

たとえば、地球の表面は磁場であり重力場でもあるわけです。また、弱いながら、われわれの神経系に大きな影響を与える静電場も存在しています。

そしてアインシュタインは、電磁力も引力も慣性力も、物体に力が働くあらゆる現象は、すべて空間(=場)の状態が原因だと考えたのです。

ところで、万有引力についてはそれが生まれる質量がどこにあるかはわかっているが、慣性力だけはその力を生み出す実態がどこにあるか見えない。

アインシュタインはここまで考えてきて、この慣性力の性質から、力を生み出す原因となる物質を考えるのは誤りであると決め、そうした探求の仕方をやめたわけです。

そして、その代わりに、あらゆる力をつぎのように統一的に説明することを考え出しました。

地球上の物体には下向きの力が働いている。これにニュートンが説いてきたように、地球が物体に力を及ぼしている(万有引力)のためではなく、地球の周囲の空間が変化しているためである。

地球や太陽のまわりでは、時空間がゆがんでいるのだ、そのために物体が落下するのであると説明するのです。

ただし、地球の周囲がどのように曲がっているかは、リーマン幾何学以外に説明のしようがないので、ここでは曲がっていることだけを指摘しておきます。

地上の物体には質量mに比例するmgの力が働くことは 物理学を知っている人なら 記憶にあるでしょう。これが落下するとき刻々とgの加速が加わることも知られています。

しかし、一般相対性理論に従えば、ほぼ980cm/secの値をもつ重力加速度こそ 地球の周囲の空間の曲がりが生んだ性質であって、地球の引力が及ぼすものではないということになるのです。

つまりニュートンのリンゴを落としたものは、万有引力ではなく空間の曲がりだった。

アインシュタインの一般性相対理論は古典物理学の常識へのあからさまな挑戦状だったのです。

                               四次元99の謎 関英男



4月16日(火)05:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

43 空間を曲げるものの正体はなにか?

けんちゃん 投稿者:ジュリー 投稿日:2013年 4月14日(日)18時29分3秒

かごめの歌は、いろいろな所で取り上げられています。

伊勢さんのは極めつけかも知れません。


空間の曲がり。


私にとっては、 ????????


でしょう



かごめ かごめ 籠の中の 鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が つるんだ 後ろの正面 だあれ


かごめ の 中の 鳥は( 正神は ) いついつ出やる 夜明けの晩に( 正神が出て来て明るくなるその晩に ) 鶴と亀がつるんだ ( アメリカとソ連はつるんで、日ソ不可侵条約を破棄して、満州に攻め込んで来ました)



後ろの正面 だあれ

==========


日ソ不可侵条約 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 4月15日(月)06時39分26秒

かごめ歌の解釈もいろいろですね。(@〓@ヾ)


ビックリついでに昨日のお話

昨日は カタカムナの勉強会に行きました。
空海さんは 空の状態を「あー」と表現したんだそうです。
空海さんはいいところまで行ったんだけれども 「あ」は物質界、「ひ」まで行かなかったということなんだそうです。(私はわかってないです。)

芳賀さんの奥様もひざを痛めて ヒアルロン注射を3回されたらよくなって 今日もバレーボールに行かれたとか聞いてビックリしました。ヒアルロン注射とひざ、私といっしょだ、ひざの痛い人って多いんですね。





43 空間を曲げるものの正体はなにか?

やたらと難解さばかりが強調される一般相対性理論をリラックスして頭に入れるために、まず日常よく経験することから述べてみましょう。

私たちが新幹線のように防音装置のきいたデラックスな電車に乗っているとき、本などを読んでいれば走っているのかどうかよくわからないことがよくあります。もちろん気をつければ 電車の振動が響いてくるので走っていることはわかります。

ところが、どんなデラックスな電車でも 急に走り出したり、急停車をしたら 私たちは強い力で体を押されたようになり後方へ倒れたり、前につんのめったりするでしょう。あるいはエレベーターに乗っているときなどでも同じような経験をします。上へ行くときは突然体重がふえたように感じ、下に降りるときは体重が軽くなったように感じるわけです。

この経験はニュートンの運動法則に出てくる古典物理学の中でも、もっともよく知られている現象です。つまり、物体には、いまの状態をそのままにしておきたいという慣性という性質があります。止まっている物体は永遠に止まっていようとし、動いている物体はいつまでもその同じ速度で動きたい(等速運動)という性質があるのです。

だから、電車やエレベーターのように加速運動をする物体の中にいる人間は、乗り物の加速度によってむりやり動かされるので、押されたり、引っ張られたりする力を感じるのです。

アインシュタインは、この加速度運動によって生まれる力が、じつは万有引力によって生まれる力と物理的にまったく同じものであると考えました。もう少し、具体的に考えましょう。

たとえば、ロケットが発射されるとき、ロケット内のパイロットは、ロケットの強い加速度のために床に押し付けられるはずです。

このときもしパイロットがロケットの発射をまったく知らず自分がどこにいるのかも知らないとしたら、かれは床に押し付けられている理由を、自分の科学知識を総動員して、地球の重力(質量)が突然大きくなったためだ、これは大変なことが起こったととっさに考えるにちがいありません。

このように加速度運動によって起こる力と万有引力が同じ性質のものであるというイマジネーションをもとにアインシュタインは「万有引力で起こるすべての物理現象は、加速度運動をしている箱の中で起こっているすべての物理現象と同じである」という相当原理というものを考え出しました。

この相当原理から、空間が曲がり、時間が遅れるという現象が起こることが考えられます。たとえば地球のまわりの空間も地球の引力によって曲げられているとアインシュタインは考えます。つまり、相当原理にもとづいて万有引力の物理現象を説明したものがじつは一般相対性理論なのです。その内容にはまだふれていませんが、加速度によって発生する重力をまず頭に入れてください。

                               四次元99の謎 関英男



4月15日(月)06:45 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

42 難解無比の一般相対性理論をすぐわかる秘訣

歩こう歩こう 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月13日(土)08時59分3秒

そーいえば歩くことをしていない自分に気づきました。

歩こう~ 太陽サンを回っているのだから自分は地球さんを歩こうとっ!




さてさて裏のつながりがあるようですね。想像はしていましたが・・・。

http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/31776600.html

大自然にとっては、武器は不要物です。

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宇宙旅行をして 投稿者:ジュリー 投稿日:2013年 4月13日(土)16時56分48秒

帰って来たら、そこは死の惑星だった。

なんてことになったら・・・・・・

うっ  うっ  うっっ


さて

宇宙創造の唯一の神 ヤハエ の神の、創造の目的と計画を覚らなければ、人類は滅亡する。

この予言の中の滅亡する時期は、いつなのでしょうか。


実はこれも予言されていました。

それは、天の岩戸に隠れた宇宙創造の神が、天の岩戸から出てくる時のようです。


日本では、神を鳥に例えます。



かごめ かごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる・・・・・・・・

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かごめ かごめ 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月13日(土)18時40分49秒

こちらでも言っていましたが・・・!?

http://blog.goo.ne.jp/isehakusandou/e/37e8cc01941a2c2fddf8e8ecd75434ec



☆ 淡路島の地震・・・・4月16日!?

http://www.kamiokatakeru.net/

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公然の秘密 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 4月14日(日)06時22分20秒

淡路島震度6.3の地震 あれだけの揺れと被害で(TV画面見ました)亡くなる方が出なくてすんでいるのは 奇蹟のようにも思えました。被害にあわれた方にお見舞い申し上げます。

昔は地震といえば震源は深さ4~50キロが普通だったと思うけど 今どきの地震は 震源の深さは10キロが多くて今回の震源の深さも15キロで浅いですね。

けんさん 道徳の柱 日本人の心の中にしっかりと立てたいですね。



ジュリーさん 子供のころ かごめかごめで 鬼さんを囲んで 輪になって遊びました。
今の子供さんはか~ごめか~ごめと歌って遊んでるのかな~。

子供のころに歌って遊んだかごめ歌 日本で昔から伝承されてきた歌に秘密があったと大人になってから知りました。
昔の人は 考えましたね。~こどもが伝承してくれる。~いつか秘密のあかされるまで。



42 難解無比の一般相対性理論をすぐわかる秘訣

アインシュタインは千八百七十九年に南ドイツのウルムに生まれ、スイスのチューリッヒ工業大学に学んだ。卒業後はベルン特許局の技師として働きながら、その思索は宇宙を形成する空間と時間に向けられていたのです。

そして、千九百五年ニマイケルソン・モーリーの実験を足がかりに特殊相対性理論を発表し、四次元世界の突破口を開いたのでした。二十六才のときです。

しかし、特殊相対性理論は、等速運動の場合についてだけ考えられていたもので、空間の曲がりについてはまだノーコメントでした。

やがて、アインシュタインは十年間の研究ののち、特殊相対性理論を加速度運動の場合にも成り立つように理論的に拡張し、それを一般相対性理論と名づけて発表しました。千九百十五年のことです。

一般相対性理論は、非ユークリッド幾何学のうちのリーマン幾何学という数学の大系を用いて書かれており、きわめて抽象的で、並みの人間にはとても理解できるシロモノではありません。

そのためこのリーマン幾何学をもちいた一般相対性理論は、その当時、理解できる人は世界に十人といないのではないかといわれたものです。

そして、その十人のなかに当のアインシュタインも入っていない、アインシュタインさえも理解できないのではないかといわれたほどです。

というのは、この一般相対性理論の数字を用いた部分はアインシュタインの友人の数学者が協力して書いたもので、アインシュタインは数学的才能に恵まれていなかったためだというのがその理由です。

しかし、これは話を大げさにいったまでで、多分そんなことはないでしょう。

もっともアインシュタインは、現代物理学で数学の果たす役割がいかに偉大であろうとも、数学はただの道具にすぎないと いろんなところでいっています。

物理学でもっとも大切なのは、豊かなイマジネーションと実験結果をゆったりと受け入れる広い心であるからだというのです。

では一般相対性理論のイマジネーションとはなんでしょうか。それは、この私たちのいる宇宙空間が"曲がっている"ということです。

空間が曲がっている。それはどのように、なにによって===とこれから考えていくわけです。

                                四次元99の謎 関英男



4月14日(日)06:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理


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