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58 カントも考えた火星人の存在
今日は朝から雨です。昨日は快晴 昭和天皇はさすが晴れ男 お隠れになっても 晴れたなと思いました。
乙武さん 台湾のプロ野球の始球式で 感謝の意を伝えてくださり ありがとうございます。
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20130422k0000m040041000c
58 カントも考えた火星人の存在
宇宙人についていろいろ考えてみることはとても楽しいことです。科学的には存在する可能性は少ないのですが、しかし存在しないと完全に否定できるものではないようです。
宇宙人についてはSF小説の世界だけではなく多くの人々がいろいろと楽しみながら考えてきました。それが、宇宙の神秘に触れることでもあるからです。
ドイツの有名な哲学者のカントもその一人でした。かれは、十八世紀中ごろに書いた『天界の一般自然誌と理論』という本の第三部で、惑星の居住者(宇宙人)についていろんなことを考えています。
そして、深い哲学的なひらめきから、地球以外の惑星にも人類以外の宇宙人がいるはずだと結論しているのです。
ところで、私たちにもっともなじみの深い宇宙人は、なんといっても火星人でしょう。
タコのような奇妙な姿をすぐイメージできるでしょう。
地球人は火星に以上なほどの好奇心をもっているようです。
イタリアのスキャバレリという人が、観測の結果、火星の表面に奇妙なしま模様をみつけたのは千八百七十七年のことでした。驚くべきほど正確な細い線が火星表面を横切っていたのです。かれはこのしま模様に"運河"という名前をつけ火星地図に書き込みました。
その後の観測でも運河の数は増え、アメリカのローウェルの観測では七百本以上もありました。
この運河は目の錯覚だとも言われていましたが、しかしスキャバレリの発見以後火星に宇宙人がいて人工的に作ったものだという説が強くなりました。
地球と同じように火星にも数百万年前に生物が発生した。そして人類と同じように知的で、文明をもった生物だというのです。
しかし、火星は引力が弱く大気を失いそうになったので、それを防ぐために火星人の技術者たちが巨大な運河網をつくって火星の滅亡を防ごうとしているのだ。
氷が解けて水の豊富にある極冠のあたりから水を赤道あたりまで運んでいるとされていました。
しかし千九百六十五年七月、アメリカのマリーナⅣ号が火星に近接して観測写真を送ってきたところによると 運河はまったく観測されませんでした。
四次元99の謎 関英男
4月30日(火)05:03 |
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