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2014年1月8日を表示

天皇の孤独

http://toneri2672.blog.fc2.com/
から
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/37833
を読みました。

http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h25e.html

宮内記者会代表質問の答えのお言葉の中にありました。

『天皇という立場にあることは,孤独とも思える』と。

奉り 崇めるだけでなくて 人間としての天皇陛下に共感を覚えました。

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スペシャル・インタビュー 明仁天皇と接した75年 幼稚園児のころからの級友(明石元紹氏)が初めて明かした

今上天皇の75年来の級友である、明石元紹氏(79歳)の話では 今上天皇は3才で両親と別居して育てられ、初等科の高学年にはともに日光に疎開したが 級友たちは、たまに訪ねてくる父母と再会を喜び合っていましたが、親子別居が皇室のしきたりとはいえ、殿下だけはこの喜びを味わえないでいたのです。

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焦土と化した東京では殿下もまた罹災者でした。青山にあったお住まいの東宮仮御所が焼けてしまったからです。そのため殿下は皇居で、昭和天皇、香淳皇后と3日間、朝から晩まで一緒に過ごされました。そして勝手な推測が許されるならば、おそらくこのときの親子水入らずの時間が、のちに美智子さまとの家庭づくりの信念に結びついたのではないかと思います。

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中等科時代の殿下に少なからぬ影響を与えた外国人教師がいました。私たちが1年生のときに英語教師として来られたエリザベス・グレイ・ヴァイニング夫人です。殿下の英語教師として招かれたヴァイニング夫人は何気ない日常会話の中で、行動や考えの誤りをそれとなく気づかせてくれたこともありました。

たとえば、こんなエピソードがあります。野村行一東宮大夫が入院したときのこと。ヴァイニング夫人は殿下に「お見舞いをなさいましたか」と聞いたそうです。殿下が「まだしてません」と答えると、先生は理由を尋ねたそうです。「まだ侍従が何も言ってこないので」とおっしゃると、先生はこう諭しました。「お見舞いは誰がするのです? 殿下がしたいと思ったらすればよいし、人に言われてするものではありません」

陛下にとって、この出来事は、ひとつの出発点になったのではないでしょうか。

陛下は、熱心に東日本大震災の慰問活動をされておりますが、今日の陛下の率先実行されるお姿のベースには「自分から行動を起こすことが、上に立つ者として大切です」と説いたヴァイニング先生の教えがあるような気がします。

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陛下と美智子さまは手を取り合い、皇室を変えていこうと努力されてきました。それに対して昭和天皇に仕える侍従たちからは当時、厳しい目を向けられたこともありました。たとえば、お子さまたちを自分たちの手で育てると決めたときには、「君主として立たれる人は、親のそばにいたのでは、本当の強さは身につかない」と批判を受けました。

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陛下は、お子さまたちに、一人の親として、愛情を注いでお育てになられました。とはいえ、皇太子殿下と秋篠宮さまでは、育てられ方がはっきりと違っていたのです。私はこのご兄弟を幼いときからよく存じあげていますが、皇太子殿下は甘えることが許されず、いつも突き放されていました。テニスをしていても、暗くなっても続けているのが秋篠宮さまで、皇太子殿下は時間になったら「勉強がありますから」と、さっと切り上げていました。

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私心を捨てて小学生時代の陛下を叱った傅育官のような存在は望むべくもないでしょう。宮内庁も政府機関である以上、職員は人事異動で回ってきた官僚にすぎません。そういう意味で、宮内庁は他の政府機関とは一線を画した理念のもと機能すべきだと思います。政治経済といった枠組みを超え、大きな広い目で日本国と日本人の幸せのために尽くす皇室の発展に、それは不可欠であると私は考えています。

初めて出会った日から75年。同級生として、そして光栄にも私的なご交誼をいただいた一人として、陛下のご健康と、皇室の未来を見守ってまいりたいと思います。

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 美智子皇后は 現皇太子殿下が幼い頃 きらいなものも残さずに食べるまで 食卓から離れることを許さなかったそうです。優しさとは甘やかすだけではない厳しさも含めてのことなのですね。甘やかすだけなら誰にでもできますが 愛あればこその厳しさを含むしつけは成長の基礎となる大事なものなのだと思いました。


宮内記者会代表質問の答えのお言葉
『天皇という立場にあることは,孤独とも思えるものですが,私は結婚により,私が大切にしたいと思うものを共に大切に思ってくれる伴侶を得ました。皇后が常に私の立場を尊重しつつ寄り添ってくれたことに安らぎを覚え,これまで天皇の役割を果たそうと努力できたことを幸せだったと思っています。』

天皇という立場は孤独であるけれども 同じ価値観をもつ最良の伴侶を得たことが幸せであると述べられたことを「ロシアの声」が書いていました。

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80歳の誕生日を迎えた明仁天皇は美智子皇后のことを人生最大の幸福であると語った。

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://japanese.ruvr.ru/2013_12_23/126336506/

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1月8日(水)05:52 | トラックバック(0) | コメント(0) | 竹内文書 | 管理


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