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78 幽霊をみたという女医さんのこわーい話

次は日本での話し。理論物理学者の故・猪木正文博士が、郷里の山梨で聞いた話で、ある女医さんの体験です。

「二月の初旬でした。空はすみきって月が煌々(こうこう)と凍てついた真夜中の道を照らしていました。私は急病人を往診して帰途につきました。

ところが道の前方に、ふだん見慣れない光景が目に映ったのです。この寒い真夜中に、ひとりの男が道ばたでたき火をしてあたっているのです。それがなんだかとても不気味だったので、私は急ぎ足で男の横を通り過ぎ、それから走るようにして、確か・・・・・百メートルほど進みました。

ところが、そのとき、突然ぞっとするような恐怖感におそわれ、自分の背後になにか異様なものを感じたのでふりむいてみますと、どうでしょう。さっきの男が私のすぐうしろでまた、たき火をしているのです。そして、私のほうを悲痛な目をしてじっと見ていたのです。

私はその男の顔をみて腰が抜けるほど驚いてしまいました。その男は、私がさっき往診した急病人の男だったのです。

それから先、私はどのようにしたのか記憶してませんが、気づいたときはフーフー言いながら自分の家の門をあけていました。ところが、家に入って落ち着く暇もなく再び驚かされました。さっきの急病人が死んだという電話がかかってきたのです。」

                                四次元99の謎 関英男



5月20日(月)06:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

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