30 自然の本質をつきとめた! |
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| 今日は 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月 1日(月)21時03分8秒 よっさんのお誕生日ですね。
よっさんさん お元気ですか?
この場を借りましてお祝い申し上げます~。
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よっさん 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 4月 2日(火)04時07分57秒 お誕生日おめでとうございます。
けんさん あ(^○^)り(^。^)が(^∇^)と(^O^)う(^ー^)ノございます。
30 自然の本質をつきとめた!
29で、ハイゼルベルグの不確定性理論が出てきました。もう一度確認しておきましょう。
(位置の精度)×(運動量の精度)≧プランク定数
少し違っていますが正確にはこれが正しいのです。ここにはじめて出てきたプランクの定数はふつう量子と呼ばれ、「h」というアルファベットで表現されています。
じつはこのプランクの定数こそが自然の本質をあらわす極小の世界のくせもので、現代物理学がつきとめた自然の成り立ちを解く鍵でもあるわけです。
さっきのハイゼルベルクの不確定性理論の式を見てください。もし、プランクの定数がゼロであれば、位置測定の誤差もゼロ。運動量の測定誤差もゼロとなり得まして、これは位置と運動量を同時に正確に測定できることを意味します。そうだとしたら、素粒子が波であり粒子であるという性質は考える必要がなく、素粒子の姿もごく常識的に軌道を描いて飛んでいるものと考えることができます。
つまり、人間が感覚できる世界を小さくしたものが、そのまま素粒子の世界ということになり、話はきわめて簡単なのです。
ところが、超感覚の世界に起こる現象は、感覚世界の法則では説明できないということが、そもそも話しの始まりだったのです。つまり、プランク定数はゼロではないということを私たちはすでに直感的に知るまでにいたっているのです。
プランク定数はとても小さな値で、6.6×10(-27乗)エルグ×秒という数字です。エルグとはエネルギーの単位で、これに秒がかかっていますから、プランク定数のディメンションはエネルギーと時間の相乗関になっていることになります。くどいようですが、言い換えますと、プランク定数に周波数をかけると、はじめてエネルギーになります。そして、それが光子というものなのです。
プランク定数は、なぜ自然の本質を意味するのでしょうか。
自然は、粒子の位置を表す長さ(ある定められた点から粒子までの距離)という量と、同じ粒子の運動状態を表す運動量にひとつの制限を与えたのである。つまり、自然は二つの量のそれぞれには制限を与えず、二つの量の積がある値以下になることを禁じたのです。それが、ハイゼルベルクの不確定性理論から導かれる自然の性質であり、プランク定数の意味だったのです。
具体的に説明しましょう。もし、このプランク定数が自然界に存在しなければ、この宇宙は現在の宇宙とはまるで異質の世界になる。星も地球も太陽も生命ももちろん人間も存在しないのです。プランク定数がなければ、物質を構成する原子の存在が考えられないからです。大宇宙を構成するものは物質であり、物質の源は原子である。つまり原子を原子たらしめている自然の本質が、6.6×10(-27乗)エルグ×秒という数字に表現されているのです。
しかし、このプランク定数が、なぜ存在しなければならないかを現代物理学は証明できません。
つまり、それは造化の神の仕組んだ究極なのです。その秘密は神のみぞ知るところなのです。
四次元99の謎 関英男
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4月2日(火)04:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理
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