お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


おいしいホット・ティー、ごちそうさまでした 。

投稿者:好本健一 投稿日:2010年 5月 2日(日)03時38分6秒

 銀の音さん、ありがとうございます。

「全宇宙」=「全体秩序」です。この「全体秩序」は、複数の部分秩序から構成されています。「多様性を楽しむ」という視点からこのビジョンを見つめますと、様ざまな部分秩序の役割を認め合い、励まし合い、楽しみ合ってゆく、ということになります。

 既存の師弟関係が持つ危険性は、弟子が師に対して過度に依存して師弟関係を固定化してしまうことだと思います。

 岩根先生の指導システムの目的は、相対界である潜在意識を越えて、弟子を、最大効率で、安全に超越意識に導くことです。そのプロセスをひと言で表現すれば、「自分の発見」となります。私が属する部分秩序のビジョンでは、超越意識と潜在意識の間には「千尋の谷」が広がっていて、先に超越意識に到達した師からその間に「橋」を架けていただかなければ、「落とし穴」が無数に存在するその谷を越えることは、ほとんど不可能です。(いや、そんなことはない、という他の部分秩序の声を、私は否定しませんし、また、否定してはならない、と岩根先生は指導されます。そこでは、すべては自己責任となりますが、しかし「落とし穴」を前にして、自己責任という視点は極めて重い意味を持つと思います。)ある見方からは、このような(つまり「千尋の谷」の)ビジョンが師弟関係を固定化することになると感じられるのかもしれませんが、岩根先生の指導システムの最終目的は、弟子を「同志」に育て上げることです。つまり、師が架けてくださった「橋」を渡りきって超越意識に入ると、そこに発見するのは、岩根先生ではなく、「真の自分」なのです。弟子が「真の自分」を発見した一瞬(=「真の自分」と一体化した一瞬)、師弟関係は解消され、師と弟子は「同志」となります。私は、岩根先生の「同志」となることを念頭において師との一体化の道を歩んでいます。

 岩根先生は、本質は未来に顕れる、と述べておられます。大江健三郎文学においては、(私のまとめ方になりますが)本質的なものとの邂逅を「懐かしい」と表現しておられます。私にとって、自然生活館に集われる皆様方は、どなたも、(過去的な意味においても、また未来的な意味においても)「懐かしい」方々でした。

 今、私は、新しい変化を、静けさの深みで味わい続けています。これは、外に対しては、沈黙、という振る舞いになります。その沈黙の中に訪れる予感では、皆様方との再会は、「真の自分」との一体化を果たしたあとになるだろうと感じています。

 今回、銀の音さんが書き込んでくださった、深みのある観察について、とても頼もしいものを感じましたので、沈黙を破って、ひと言、述べさせていただきました。

 たまきちさん、このような交流の場を提供してくださってありがとうございます。銀の音さんが、たまきち亭の格式に則って出してくださった「ホット・ティー」は、とてもおいしかったです。

 それでは、皆様、再会のその日まで、お元気で。

好本さんの画像



9月25日(日)09:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 地球さんが好き | 管理

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