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84 科学者は唯物論者ではない

私たちがふつうに考えても、心というものの存在は大きな働きをもっているように思えます。

美しい花があっても、その美しさを感じる心がなければ、その花はその人にとって美しいとはいえません。では、科学者は、物質一元論を信じる狂信家なのでしょうか。こんどは科学者の意見を聞いてみましょう。

科学者は唯物論者ということについて次のようにいいます。

科学者は、物質の世界にかぎりない好奇心と探究心をもって臨むが、科学者も人間であって、信仰心はもっているし、神に敬虔な気持ちをもっている人も多くいる。

たとえば、現代物理学の父といわれるアインシュタインも熱心なクリスチャンであった。かれを祖国から追放したのは、むしろナチズムを狂信していた人々であったのではないか。

科学者は唯物論者ではなく、実験尊重論者だ。科学的に厳密な実験結果については、それがいかに基地外じみていようとも、またそれまでの理論と正反対でも、それが正しいことを認める勇気をもっている。狂信家といわれるのは心外だ。

常識を未練もなく捨て去ることができるのが科学者である。しかし、常識となっている理論を捨てるためには厳密すぎるほどの実験をする。だから科学者は、その場の都合で勝手なことはいわない。仮説は仮説だと断っている、と。

                                        四次元99の謎 関英男



5月26日(日)05:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理

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