お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


2014年11月19日を表示

昨日 

レンタルショップでやけに健さんのDVDが目についたのは そういうわけだったのかもしれない。
『あなたへ』の健さんは そんな年には見えなかったです。健さん ありがとうございました。



『大病人』にはもとの題があった

伊丹十三監督の 

『大病人』数年ぶりに レンタルで 再度見ました。

伊丹監督のシリーズものは 毎度せりふが的確で ストーリーに無駄がなくテンポが速いことに 感心します。

病院での気管切開のチューブでの 痰の吸引は 前に親戚に同じ状況がありましたので 他人ごととは思えませんでした。

この映画の製作年は1993年なんですね。

今は2014年 10年前も今も 医師と患者の関係が少しも変わってないことに驚きの気持ちです。

最後近くに 担当の医師(津川雅彦)が大病人(三國連太郎)につぶやくせりふの中に(ここ大事です!) がんになった時のがんに対処する『答え』を言わせている。

(『点滴を最小限にして 痛みだけを取り除けば 枯れたようになって死んでいく。だから 痰やせきで 苦しまなくてすむだろう。』 というせりふとは また違います。)

前 見たときも 同じせりふを聞いていたのですが さりげなすぎて気がつかなかった!
知っている人は知っているんでしょうが私は今になって気がつきました。

 答え言ってる!  ここで言わせる伊丹十三監督、さりげなさがすごい!!

伊丹十三監督 向こうで
(十年たっても 進歩してないなぁ。)と つぶやいておられるかもしれないと思いました。

伊丹監督への襲撃事件があったことで 『大病院』が『大病人』になったそうです。
最初 なんかしっくりこないと思ったら もとの題が変更されていたのですね。




11月19日(水)05:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


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