テルペン |
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| 図書館で 木村秋則さんの本を検索して予約したら 5冊もありました。 時代が求めているのですね。
植物が放出するテルペンという揮発物質は植物の害虫の天敵を誘引するそうです。
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植物にも自然免疫がある
近年わかってきたことは、植物にも自然免疫があるらしいということです。もちろん植物には白血球はありませんが、病原体を感知して植物独自の方法で病気から実を守るシステムが備わっているらしいのです。植物の免疫システムはまだ研究が始まったばかりで、ほとんどわかっていません。しかし、自然栽培では農薬をつかわなくても 病気の大きな被害は受けません。自然栽培の作物はたくみに免疫を使って病気から身を守っているのかもしれません。
病気を起こさずに植物の体内に棲んでいる微生物のことを内生菌といいます。最近では、多くの植物の葉や根の中に内生菌が棲み込み、植物と何らかの共生関係を持っていることが知られています。私の研究から、木村さんの自然栽培リンゴの葉に 慣行栽培のリンゴに比べ多様な内生菌がいることがわかっています。最近の研究でも、葉に棲む内生菌が多いと病気にかかりにくいという例が報告されています。
また、根にも多くの微生物が棲んでいます。ある種類の微生物が根にいることで病気にかかりにくくなるという研究例も報告されています。まだ、内生菌と植物の病害がどのような関係にあるかはわかっていませんが、葉や根に多様な微生物が棲むことで、植物に病気をおさえるメカニズムが存在するように思われます。
自然栽培では農薬をまかないので微生物の多様性が促進されます。自然栽培下での微生物の多様性がどのように作物を病気から守っているかは、今後の重要な研究課題です。
最近の研究では害虫から身を守るために植物は精巧な防御システムを進化させてきていることもわかってきました。現在、関心を集めているのはテルペンという揮発物質です。植物はこの揮発物質を放出することが知られています。この揮発物質の一部は天敵を誘引するシグナルとして使われています。
葉が害虫の食害を受けると揮発物質を大気中に放出し、その臭いをかいだ天敵である寄生蜂が、害虫を退治するために飛んでくるという仕組みです。これは、植物と昆虫による精巧な情報伝達システムです。自然の植物が 農作物のように農薬を撒かなくても害虫の大きな被害に遭わないのは、このような精巧な防御機構を発達させているからです。
木村さんのリンゴ園で害虫を見ることはまれです。農薬を撒かないことで、天敵の生息環境が確保され、害虫が大発生しない生態系が作られているのでしょう。
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木村秋則と自然栽培の世界(P60~61)
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ユーカリの森の上空が青いのは ユーカリが放出するユーカリプトールの揮発物質なんだろうと思いました。 ユーカリプトールは 殺菌剤としての効果を持つそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%B3
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8月26日(月)05:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理
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思いは通じる |
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| 自然生活館で 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 8月26日(月)05時27分52秒 チョビさんが よびかけておられるので参加します。 地球上で同時刻に おなじ思いを感じる人たちが居るのっていいなと思いました。
方法はどうあれ 思いというのは通じると思います。
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8/26 am6:11 みんなで光を送りましょう 投稿者:チョビ 投稿日:2013年 8月25日(日)18時50分21秒
ぜひお力を貸してください。お願いします。
https://www.youtube.com/watch?v=gbY54QsIrhk&list=PLVOwQLKLBlsOnr9qGLkOexv5m8iip5jrK&index=9
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8月26日(月)05:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 地球さんが好き | 管理
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