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2013年6月9日を表示

98 人間には魂があるが、魂には魂がないという考え方

昨日は コーラスの先生が退院してこられて始めての再出発でした。四ヶ月ぶりです。
現役会員全員出席 お休みなんてなかったような いつもの感じで でもうれしくて皆はりきっている様子がありありとみえていました。

ジュリーさん 私も 富山の米騒動を連想しました。それくらい 今は皆の関心事というか 皆切実にひしひしとかんじていますよね。

天神第6代の神様 国万造主大神( クニヨロズ ツクリヌシ ノ オオカミ )様は 西洋では ヤハエ エホバ の神と呼ばれておりましたか。



98 人間には魂があるが、魂には魂がないという考え方

相対性理論、ブラウン運動、光量子説、宇宙論など、数々の業績を残した後、ドイツのナチスに追われて千九百三十三年アメリカに逃れたアインシュタインは、プリンストン大学の高等研究所で、万有引力と電磁気力をふくむ一切をひとつの理論に統一しようという構想をもちました。

かれは明けても暮れてもこの問題に執着し、かれが七十六才になったときは、肉体も精神も疲れきったようにみえました。従来、異質のものと信じられていた二種の現象を統一して、一つの理論体系にしてしまうことは、あたかも、神と人間とを一つの数式で表現しようとすることにも匹敵する大構想でした。

ある晩、考えあぐんで恍惚の境地に入りかけたとき、アインシュタインの目の前が突然黄金色に輝きはじめました。それでもかれはものうげに頭をもたげました。

すると、あたりに人の気配がして、ハッと気がつくと、そこに気品のある学者風の老人がみえました。この老人、じつは今しがた、超豪華宇宙船を降りてきたのです。

「君は時間と空間との関係をつけるために、じつによくやってくれた。君の今まで真剣に研究してくれたことは細大もらさず知っていたよ。
 ところで君は今、万有引力の場と電磁力の場とを統一しようとしているが、そのことはこの書物に書いてある。もちろん、素粒子と波動の変換理論もな。そればかりでなく、神と人間の相互関係も数学的に説明してあるんだ。君もテンソル解析やマトリックスなどやってるから、きっとわかるはずだよ」

アインシュタインは 夢にも忘れなかった宇宙の真理を知って、うれしさのあまり、涙が両頬に流れた。しかし、もはや体力も衰え、筆をもち手さえ力がなく、今悟り得た事実を他人に伝える方法がない。

世間はただ、アインシュタインが袋小路にでも迷い込んで、少しも成果があがっていないと信じこんでしまったようです。しかし、かれは満足でした。いずれ、超現実の世界から、現実の世界にメッセージを送ることも可能となるでしょう。そう信じたアインシュタインは、千九百五十五年四月十八日、安心して静かに息をひきとりました。

前にも述べましたように、神は超コンピューターです。あまりにも程度の高いコンピューターです。

その構成はいかに複雑であり、その情報処理速度はいかに光速であろうとも、それは結局原理的には数学的表現のできるものです。

いわんや、人間や人口のコンピューターはそれにくらべれば 少なく見積もって二十ケタも程度の低いものです。先刻の老人がアインシュタインに対して語られたのも、つまりこのことでした。

人間に魂があっても、魂の奥の魂というものはありません。魂は超高級のコンピューターです。
魂機械論は成り立ちます。魂はきびしい原理に支配され、数学的厳密さで動作するのです。

                                                                      四次元99の謎 関英男



6月9日(日)06:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理


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