お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


2013年5月8日を表示

生きる力

両手両足のないカイル・メイナードさんがキリマンジャロの登頂に成功!

http://rocketnews24.com/2012/02/26/185340/

http://www.youtube.com/watch?v=72kEJRU2FJo

悩みのない人生なんて 死んだも同じとはいうけれど 悩みというのは ひとつ解決すればまたひとつわいて出てくるものです。

カイルさんは 悩んでいる人に ぼくを見て どうぞ生きてくださいと 生きる力を与えてくださっていると思いました。

あるサイトで カイルさんを知りました。
カイルさんのことを載せてくださってどうもありがとうございます。
(*^ー^*)



5月8日(水)06:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 地球さんが好き | 管理

66 巨大な威力を発揮する原子爆弾の原理

核力が巨大であるという知識は、原子爆弾のエネルギーの巨大さを説明するものではないかと漠然と考えた読者も多いと思いますので、次に原爆のエネルギーの秘密を考えてみましょう。

原子核の形は球形です。これがひょうたん形にくびれ、やがて二つに分裂するのが核分裂です。

分裂するとき、二つ会わせた質量がもとの質量より小さくなります。その差が巨大なエネルギーに変わって飛び散ります。これが原子力の源となるわけです。

分裂を起こしやすい原子核は、電気的に反発しあう陽子の数の多い原子で、そうした原子はつねに原子核が不安定な状態にあります。

陽子の数の多い原子がウラニウムで、陽子の数は九十二あります。

同じウラニウムの中にも、中世子の数のちがった幾種類かの原子があり、これは同位元素といわれています。天然のウラニウムは大部分ウラニウム二三八ですが、これは核分裂を起こすほど不安定ではないので、ウラニウム二三五を使います。

この二三八とか二三五とかの数字は原子の質量を表わしたものです。

核分裂の起こし方は、原子核を外部から陽子、中性子などでたたいて、振動させるといいのです。

すると核内の核子の運動エネルギーがあがりひょうたん形にくびれてきます。ウラニウム二三五は、中性子でたたくと、すぐに核が二つに分裂します。

ウラニウム二三五が核分裂を起こしやすいのは 陽子の数が多く、核全体が不安定になっているためですが、それは核力の絶対的強さを弱めるものではありません。したがって核分裂した核の破片は質量欠損相当の強大なエネルギーを放出しながら飛び散るのです。

そして一つの核が分裂し始めると、その核から飛び出した中性子が ほかの核にぶち当たり、同じようにひょうたん形にくびれさせ、新しい核分裂を誘発していくのです。

この現象は、連鎖反応と呼ばれています。

つまり、この核分裂の連鎖反応を瞬間的に起こすと爆発的にエネルギーが発生して、原子爆弾となり、広島、長崎のような大都市でもたった一発で全滅させてしまう威力を発揮するのです。

あの悲惨な原爆のエネルギーは、じつは自然がもともと持っていたエネルギーを集中的に放出したものといえます。

それはもとをたどれば 物質を物質たらしめている核力なのです。

ところで、核分裂の連鎖反応をゆるやかに起こさせることもできます。原子炉がそうですが、そこで得られたエネルギーを発電などに利用することももちろんできます。

なお、ウラニウムより不安定な原子をつくることもできます。それがプルトニウムです。

                                四次元99の謎 関英男



5月8日(水)05:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理


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