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65 パイ中間子の創生の秘密とからくり

瞑想について 投稿者:新参者 投稿日:2013年 5月 6日(月)16時32分56秒

阿部敏郎さんのブログいまここの5月6日に瞑想について書かれています。

http://abetoshiro.ti-da.net/

瞑想は今やるべき最も重要なことだと思っていますが、苦手意識があり、なかなか実行していま

せん。阿部さんは瞑想は自分で行うことではないと書かれています。瞑想を始めるまでは自力、

始めた後は他力ということでしょうか、なんとか続けたいと思っています。

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新参者さん 阿部さんのブログ ごぶさたしていて久しぶりにみました。ありがとうございます。

http://abetoshiro.ti-da.net/e4617231.html

朝の一こま 車さんのイラスト見ていたら
三年前に どうしてもの事情があって ミニカとお別れしたときのこと思い出しました。 みっちゃんごめんね~。(;∇;)



65 パイ中間子の創生の秘密とからくり

もう少し深くパイ中間子の秘密に挑んでみましょう。

核子を結合させる核力はどのようにして生まれてくるのでしょうか。

これは原子の結合と同じ原理で考えることができます。原子は結合して分子を作ります。たとえば水素分子は二つの水素原子が結合してできあがっていることはだれでも知っているでしょう。

二つの水素原子は、核外電子が接触するほど近づくと、それぞれの原子が互いの核外電子を交換し始めます。核外電子が交換されると、二つの原子の間に引力が働き始め結合して水素分子となるわけです。これは、交換力と呼ばれています。

核子の結合も、二つの核子が接近してパイ中間子を交換し、交換力で結合するのです。これが核力の正体です。

では核力がバカに巨大なのはなぜでしょうか。

それは、パイ中間子の運動速度が早いことに原因があるのです。ごく常識的に考えて、芯から飛び出したり、引っ込んだりする速度が早ければ早いほど、パイ中間子の雲の中にパイ中間子がたくさん存在できるわけです。

つまり、交換できるパイ中間子の数が多いほど、核力は強くなるというしかけです。

ところで、パイ中間子は、芯から飛び出し引っ込むと言いましたがこれはじつは正確ではなく、ほんとは芯の近くで突然に創られ、短時間の後に突然にパッと消えているのです。

原子を構成する電子はつねに存在しつづけますが、核子を構成するパイ中間子は生まれたり死んだりのくり返しという奇妙な現象を起こしながら存在しています。この現象が事実であることは、すでに実験によって証明されています。

また、このような奇妙な現象が起こりえることは、ハイゼルベルグの不確定性理論(29を参照)で説明でき、現代物理学ではこの現象を仮想過程と呼んでいます。

ところでパイ中間子が創り出されるといっても パイ中間子は物質ですから質量があります。相対性理論によれば質量とはエネルギーのことですから、質量を作り出すためにはエネルギーが必要です。

ではパイ中間子はどこからエネルギーを受けて生まれてくるのでしょうか。

エネルギーの供給を受けないで物質が生まれるということは、エネルギー保存の法則から考えてこの自然界ではありえません。それはつぎのように説明されるのです。

わかりやすく言えば、神様(自然の摂理)からエネルギーを借りて生まれた。そのエネルギーは借りたものだからかえさなければいけない。返すとはパイ中間子が消滅することだ。

こういう仮想過程といわれる創生、消滅のくり返しは、常識的にみれば見かけ上 パイ中間子が芯から飛び出し、また芯に引っ込むと表現できるわけです。

仮想過程で生まれたパイ中間子は質量が大きいほど早く消滅する運命にあり、スピードが高まり、強い核力を生み出すわけです。

パイ中間子の質量は電子の二百七十倍で、その生存中に飛べる距離は約一兆分の三ミリとされています。

                               四次元99の謎 関英男



5月7日(火)05:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理


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