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2013年5月18日を表示

76 原爆投下を予言したH・G・ウェルズの能力

『タイムマシン』『透明人間』『宇宙戦争』などの空想科学小説でだれでも知っているイギリスの文豪H・G・ウェルズは、千九百三十三年に発表した『The Shape of Things to Come』という文の中で、未来の出来事をいろいろと予測しています。

その中には、第二次世界大戦の勃発や原子爆弾という新しい武器が発明されて二本の二大都市に落とされること、それはその都市を永久死滅させ、その爆弾を受けて生き残った人は子孫を残すことができないこと、また第二次大戦のあとは日本が主役になりながら世界国家が建設されること、などを述べています。

この本は空想科学小説で、フィリッ・レーブン博士という人が二千百六年を現在とした歴史を数多く述べていくのですが、面白いのは、百七十三年も未来のことを書きとめる気になったのは、夢の中で自分がそれを知ったからだと述べていることです。

かれはジュネーブで、朝、目がさめる直前に歴史の本がみえ、その中に未来のことが書いてある。目がさめたらそれらをすべてメモしておいたというのです。これと同じような体験を、歴史家のトインビー博士も述べています。

予知、予言、念力、霊感、神隠しなど多くの神秘な現象が知られています。この章では、現象に耳を傾け、そのあとでそれをどう考えたらいいかを探求していくことにしましょう。

                                        四次元99の謎 関英男



5月18日(土)05:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理


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