お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


2013年4月26日を表示

54 私たちが準光速ロケットで宇宙旅行をすることはできるか

ご注意!? 投稿者:けん 投稿日:2013年 4月26日(金)02時00分10秒

ちょっと嫌な兆候です。311前にも上がった東日本ハウスの株価が急上昇しています。

http://ameblo.jp/kennkou1/entry-11517982318.html




大断言! 「何も起きなかった。」


===================

けんさん 情報ありがとうございます。

情報をひろめ 自分でできることを準備したら あとは平常心を保ちます。

「何事もなかった!」



54 私たちが準光速ロケットで宇宙旅行をすることはできるか

ともかく、どうにかしてこの大宇宙の構造を知りたいという人間の欲望がいかに強いか、そしてそのためにじつにさまざまのことを考え、精度のいい望遠鏡を開発してきた人類の戦いのすさまじさを私たちはしたたかに知ったようです。

では、私たちは近い将来アインシュタインの「時間のパラドックス」のように準光速ロケットで宇宙旅行にでかけることになるのでしょうか。

いずれ、遠い将来人類が大宇宙にとび出してゆく日が来るにちがいありませんが、それはともかく現在、私たちの生命がある間に可能なのでしょうか。

現段階で、人類最高の発明である準光速ロケットを作ることは技術的に不可能とされています。

理論的には、宇宙線の中に準高速度で飛ぶことのできる素粒子があるのですから、作れないわけではありません。しかし、理論はもとかく、技術的には多くの問題がまた解決されていないのです。

ロケットだけ作ることができても、中にいるパイロットが生きていられない状態だったり、あるいはロケットが加速しつづけるための燃料を実際になににするか、という問題があります。

理論だけで言えば、ロケットを光速の九十九パーセントくらいまで加速するには原子力をつかえばいいでしょう。

しかし、原子力をつかって加速したとしても、光速の九十九パーセントまで加速するのに精一杯で、準光速とされている光速の九十九.九九九九八パーセントにする力は原子力にはありません。

人類は原子力以上に強力なエネルギーの開発にまだ成功していませんから、準光速ロケットは作っても動かないということになります。

もう一つの大きな難問はパイロットの生命、つまり宇宙ロケットの内部をどう安定に保つかにあります。宇宙空間にはきわめて少量ですが、星間物質の水素原子があります。その量は、一立方センチメートルにつき一個くらいの割合ですが、この水素原子がじつはくせものなのです。

宇宙ロケットが光速の0.999998倍くらいで飛行しはじめると、相対的に考えて、宇宙も宇宙の塵とか隕石とかそのほかの物質がすべてロケットの進行方向と逆に光速の0.999998倍の速度で飛んでくるわけです。

速度が増加すれば質量が増加するのは特殊相対性理論で述べました。つまり、星間をただよっている水素原子も準光速でロケットにぶつかってくる。

計算によれば、ロケットの速度が光速の九十九パーセントくらいまでならこの水素原子も厚さ一メートルくらいの鉛の板で防ぐことができますが、光速の九十九パーセントをこえると厚さ一メートルの鉛の板でも平気でぶちぬいてしまいます。そして、この水素原子にパイロットが当たったらひとたまりもありません。

とにかく、この大宇宙にはなにがあるかわかりません。現在の月ロケットくらいの速度なら、問題は少ないのですが、宇宙の奥深くを知ろうとすると難問は山積みされているのです。

                                       四次元99の謎 関英男



4月26日(金)05:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 関英男博士 | 管理


(1/1ページ)