お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


2013年12月20日を表示

100年

15日の新聞トップに『イタイイタイ病完全解決へ』。
18日の新聞トツプに『イタイイタイ病決着』とありました。

イタイイタイ病は私が小学生のころ(50年前)読んでいた少女月刊誌に 世界の奇病(原因不明の)と題して載っていました。自分の県のことなのでこども心によく覚えています。

重症の場合はくしゃみ程度で骨折して、イタイイタイと叫んだのが名前の由来で 患者を動かすのには戸板に載せて運んだと書いてありました。

1972年の控訴審で住民が勝訴し、会社が全面的に責任を認めてから41年 患者発生から100年あまり、 認定されている富山県内の患者は17日現在で196人、生存者は3人だそうです。


http://scicom.edu.u-toyama.ac.jp/~iid/2.html

米が売れなくなる、嫁の来てがなくなると地元の反対を押し切って13名の被害者が昭和43年3月9日富山地方裁判所に提訴しました。

==================ここから引用

「イタイイタイ病裁判弁護団」
イタイイタイ病裁判を起こすにあたり、弁護士と地元の被害者や支援団体との連携は必要不可欠でした。
そこで、カンパを集め富山駅前に富山中央法律事務所を設立し、ここを本拠とした弁護団が結成されました。
イタイイタイ病裁判のために全国から手弁当で参加した300名にのぼる弁護団でした
。また、当時東京在住であった弁護士の中には、この裁判のために一家で富山の地に住まいを移した人もいました。
被害者や支援団体にとって、この弁護団はどんなに心強い存在であったでしょうか

=========================引用終わり

http://jp.wsj.com/article/JJ10578458618897244776917137197900182791251.html

イタイイタイ病の一歩手前とされるカドミ腎症も救済されるということですが 100年は長かったなと思いました。


http://www.youtube.com/watch?v=rB0bP8gnwjM



12月20日(金)05:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理


(1/1ページ)