隠されたことで明るみに出ないものは~ |
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| 昨年3月11日の東日本大震災で 陸上自衛隊衛生学校の資料室に展示してあるガラスケース内で 西南戦争(1877年)の負傷兵の体内から摘出した鉛弾の標本箱が倒れ、その拍子にくぎ8本で留めてあった台紙が外れ、箱の底部にばんそうこうで貼られている写真を学芸員が発見したそうです。
添えられた薄紙にペンで手書きされた所属や名前から、八甲田山雪中行軍の第5連隊の兵士と判明 凍傷で手の指や両足を切断する手術前に 青森市内の写真館が撮ったらしいものだそうで 青森市の八甲田山雪中行軍遭難資料館によると 手術前の写真は確認したことがなく、極めて貴重なものだそうです。
行軍の悲惨さを物語る貴重な資料で、何らかの理由で表にだせなかったのだろうということです。
同校の医学情報史料室「彰古館」で最も古い標本で 1878年に作られたとみられるとか。
ペンで手書きした薄紙を添えて ばんそうこうで写真を貼った方は いつかは 発見されるだろうとの思いを こめられたのかな 写真さんが出てきたがったのかな。
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7月1日(日)06:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 社会 | 管理
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