お日さまとお月さま
 
幸せな地球さんを見ました 
 


家庭菜園

初霜

今朝 寒くなってから多分初めて 車のフロント硝子にザラザラの霜が降りていました。

プランターのなすももう大きくなれないかなと思って採りました。
身がはちきれて割れてました。

そういえば だいぶ前から 朝か夕方か、空を飛ぶ白鳥の声が時々聞こえます。もうそんな季節なんですね。






11月14日(木)07:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

ショック療法ですか!

胡瓜ですが。 投稿者:norapapa 投稿日:2013年 9月29日(日)11時26分41秒
 
胡瓜が曲がって大きく為るようでしたら曲がって居る外側に手縫いの針でチクットすると
真直ぐに育つようですよ。

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ショック療法ですか! 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 9月29日(日)14時11分37秒

norapapaさん 曲がった背中をチクンとされたショックで きゅうりさんはシャキンとなるんですかね。始めて聞きました。

今朝発見したきゅうりさんは まっすぐでうれしくて採る気にならなくて たっぷりと水をサービスしました。

もうひと晩育ってもらって 明日の朝収穫する予定です。

そのときおとなりの小さいきゅうりさん(曲がって育ちそう)に まっすぐ育たないと 背中をチクッだよとイメージしてみよう。通じるかな
(^.^ 



9月29日(日)14:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

お礼参り

長女は長女の主人が今年前厄ということもあって 神社にお参りしてお祓いしたしそのおかげかなとメールしてきたので その気がするなら お礼参りは必要かもねと返信メールしておきました。

1本のきゅうりさんが枯れないで がんばって実をまた1個つけてくれました。






9月13日(金)05:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

赤土と赤玉土

リンリンさん 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 9月 3日(火)14時04分6秒
 
あさ風さんからの返事 たまとりりとまるの掲示板を通した管理者あてのメールで来ました。 私の手にはあまるようです。お役にたてずにすみません。

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赤土と赤玉土 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 9月 3日(火)14時06分50秒

木村式の土作りからの自然栽培に挑戦したいと思いました。

木村式自然栽培のプランターの土は赤土と鹿沼土を使うのだそうです。

腐葉土でも代用できるそうですが 鹿沼土の代用ということかな。それとも 赤土と鹿沼土を混ぜたそのももの土の代用が腐葉土でできるということかな。

園芸センターで売っているのは赤玉土だけでした。

赤土と赤玉土は違うのですね。

木村さんによると 赤玉土を使う場合は 人工的な肥料の添加されていない腐葉土を一晩干して、赤玉土と半々くらいの割合で混ぜて使ってくださいとのことでした。

木村式自然栽培に必ず使う大豆は これからの季節芽を出さないそうなので 土からの自然栽培プランターは来年のお楽しみにします。(^.^;)


去年トマトときゅうりを植えてたプランターの培養土 そのままにしておいたところに 
今年は 真ん中にナスの苗を1本と四隅にマリーゴールドを植えました。

ナスは実は1つ2つがなったくらいで マリーゴールド畑のプランターになりました。

マリーゴールドは土を選ばないらしいです。(マリーゴールドは 墓参りの花用に間に合いました。)

園芸店にある腐葉土はすべてバーク堆肥入りで 肥料分のない腐葉土は見当たらないので。

今年の冬はダイコンを種から育てたいと思い、 結局 培養土をまた買いました。
(土からの自然栽培はどこへ行く~?)

培養土の中味は赤玉土 微粒・バーク堆肥・鹿沼土(小・中)・軽石砂 小粒・ココピート・ピートモス・化成肥料

これを自然栽培の土にするには 枯れた雑草をすきこんだり 来年になったら大豆を植えたりすればいいかなと思いました。



今日 腐葉土で100㌫落ち葉だけのものはないかなとインターネットで検索するとあったので
来年用に注文しました。

http://www.amazon.co.jp/s?ie=UTF8&field-keywords=%E5%85%89%E4%BC%B8%E8%A3%BD%E7%93%A6%E6%9C%89%E9%99%90%E4%BC%9A%E7%A4%BE&index=diy&search-type=ss

赤玉土を仕入れるのは来年にしよう。(^.^;)



9月3日(火)14:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

顔を見てしまったら、憎めないのな

奇跡のリンゴ  「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

石川拓治著

P153~154

「あのさ、虫取りをしながら、ふとこいつはどんな顔をしているんだろうと思ったの。それで家から虫眼鏡を持ってきて、手に取った虫の顔をよく見てやったんだ。そしたら、これがさ、ものすごくかわいい顔をしてるんだ。あれをつぶらな瞳って言うのかな、大きな目でじっとこっち見てるの。顔を見てしまったら、憎めないのな。私もバカだから、なんだか殺せなくなって葉っぱにもどしてやりました。私にとっては憎っくき敵なのにな。だけどさ、害虫だと思っていたのに、よく見たらかわいい顔しているんだからな。自然って面白いもんだと思って、今度は益虫の顔を見てみたわけ。害虫を食べてくれるありがたい虫だよな。ところが、これが恐い顔してるの。クサカゲロウなんてさ、まるで映画に出てくる怪獣みたいな顔してるんだよ。ああそうなんだと、人間は自分の都合で害虫だの益虫だの言ってるけど、葉を食べる毛虫は草食動物だから平和な顔してる。その虫を食べる益虫は肉食獣だものな、どうもうな顔してるのも当たり前だよ。

こんなに毎日虫取りしてたのに、虫のことを何もしらなかったわけだ。


ほんとに虫の世界は不思議だよ。たとえば、木の幹に産み付けられる害虫の卵は、木の幹の色をしている。保護色なわけだ。これがだいたい直径五ミリの塊なんだけど、そのひとつの塊に五十個の卵が並んでいる。それでさ、その卵の塊から十センチくらい離れたところに、別の卵が二個生んであるの。これがテントウ虫の卵なわけ。

害虫が孵化するのを益虫が待っているわけだよな。ところが害虫のほうもただ食べられるわけじゃない。五十個の卵は、いっぺんに孵化しないの。まず半分が孵化して、リンゴの葉っぱを食べに向かう。それでその半分の虫が一センチくらいの大きさに育ったころ、残りの半分が孵化する。テントウ虫はちょうどそのタイミングで孵化するの。かえったばかりで自分も小さいから、後からかえった半分の害虫を食べて育つのな。先にかえった半分は、その間に葉っぱをどんどん食べて大きくなって生き延びる。

つまり後からかえった半分は、テントウムシに食われるために生まれてくる。先にかえった半分を生き延びさせるために、犠牲になるために生まれてくるわけだよな。あれ見たら、びっくりするよ。虫たちは、どんな世界に生きているんだろうとな。こんなプログラムをだれが組んだんだろうと、ものすごく不思議な気持ちになった。私つくづくさ、自然というのは何とよくできたものだろうと思いました。大げさかもしれないけど、地球があるのもこの小さな虫たちのおかげじゃないのかなってな。」

自然の中には、害虫も益虫もいない。木村はその当たり前の真理に気づいたのだ。

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自然には 奇跡があふれているね。
(^.^)


家のたまも いたずら(マーキングとか)ばっかりするけど顔みたらにくめないのね。

主人は猫きらいだけど いつのまにか スケッチしてました。



9月2日(月)06:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

奇跡があふれている

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もうひとつ、このころの木村さんに起きた奇跡を紹介しよう。

無農薬栽培を始めた木村さんを悩ませたのは経済的な苦境である。子どもたちの学校の給食費もはらえず、食卓には雑草の料理が並ぶという状態だったことはすでに述べた。

さらに税金も払えず、家財や畑は差し押さえの対象になり2反あった田んぼも手放さざるを得なくなった。実家に借金をしたり、アルバイトで細々と食いつないでいたのである。

木村さんは、お金を手当てするあてもなくなり、地元の銀行へお金を借りに行った。

「私、お金がないので、はらえるかどうかわかりませんが、お金を貸してください。」

こんな借金の申し込みで貸してくれるところなど、どこにもないだろう。しかし、担当者はそれでも話を聞いてくれた。

「あなたは何をやっているのですか?」「こういう栽培をやっているんです。」と、木村さんは自分のやっていることを説明した。

「私ならすぐにやめます。暮らせないほどのことをやる必要はないでしょう。せっかくお越しくださったので受け付けだけはします。判断は上司に任せます。」
そういって、奥へ下がっていったのである。

さて、どうなったか。なんと、上司のOKが出たのである。200万円だった。木村さんは、これを親戚や知人からの借金の返済にあてた。

しかし、借りたお金は、期限がくれば返さなければならない。

また、借金である。親戚や知人に頭を下げ、やっとかき集めた200万円。木村さんは、返済日にこれを銀行へ持っていった。そしたら、支店長からこんなことをいわれたのである。

「期日を守ってくれただけで十分です。このお金はこのまま持ち帰ってみんなに返しなさい。10年たったら見通しがつくだろう。そのときにはきちんと返してもらうから」

こんなことがあり得るだろうか。個人からお金を借りたわけではないのだ。相手は銀行である。まして、返すあてをもっていない人なのだから、貸すだけでも大変な覚悟だ。返済にきたら、不良債権にならなくてもうけものとばかり、さっさと受け取るのが普通の感覚だろうと思う。


なぜ、このような展開になったのか?

私は、木村さんの話を聞いて、わが耳を疑った。そんなバカな・・・。私にとっては、目の前に宇宙人が現れる話よりもはるかに衝撃的だった。

木村さんは、当時をなつかしむようにこういった。

「後でわかったんだけど、支店長が借金を肩代わりしてくれていたのな」

木村さんが借金を申し込むまで一面識もない支店長である。昔、何か世話になった恩返しという話ではないのだ。支店長は、自分の給料の一部を木村さんの借金の返済にあて、退職するときには、残りを退職金できれいにしていったというのである。

なぜ、その支店長はそこまでしようと思ったのか。後で木村さんが知ったのは、彼は、弘前大学農学部の卒業生で、大学に在学していたころに リンゴの研究をしていたということだった。

そして、さらに驚くことに、研究を続けていくうちに、どうしてリンゴ栽培にはこれほど農薬が必要なのかと疑問をもち、無農薬でのリンゴ栽培は不可能なのかということに視点が向かっていったのだった。



担保はその人の思い。思いを買ってくれた支店長から教わったことだ。その支店長は、今の木村さんの活躍を見ることなく鬼籍に入られた。



「渡る世間は鬼ばかりっていうけど、それは 自分が鬼だから。
まじめなことをしていれば必ず通じる。決してあきらめてはいけないな。

昭和元年に生まれたおふくろがよく言っていた。みんなが無農薬なんてやめろって言っていたときのことだけどな。1回しかない一生、好きなことやればいいじゃないかって。おふくろがでっかく見えたな。

おふくろもそうだし、支店長もそうだし、家族もそうだし、いろんな人が力を貸してくれてリンゴができた。だから、私は恩返しをしないといけないと思っているわけよ。みんな、自分の体を考えたほうがいいよって言ってくれるけど、できるだけのことはやりたいから、こうやって走り回っているのな」

ちょっとだけしんみりとした口調になった。



「木村さんのリンゴ  奇跡のひみつ」  小原田泰久著 (P61~64)

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この本には 木村さんには奇跡があふれていることの秘密が書かれていました。

本を読み終わったあと、ありがとうございました。と 本に言いました。
(^.^)



9月1日(日)06:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

「トマトに水やるバカ」

木村さんは 「トマトに水やるバカ」ということばがあるといいます。知りませんでした。

トマトは雨のほとんど降らないアンデスが原産地なんだそうです。知りませんでした。

子供のころ さるかに合戦のお話で かにが柿の種に水をせっせとあげて 柿の木が育つ話がありますが せっせと水をあげさえすれば植物は育つと インプットされてたようです。

私の常識がくつがえされました。

トマトに水やるバカ で検索したら

http://yasaibiyori.web.fc2.com/tomato038.html

トマトに水をやりすぎると実に水分がたまって甘みがうすまり、水分があまって 裂果(れっか)という現象になるそうです。見ます見ます。トマトの皮が破れた現象。



あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本

私はプランター栽培ですが、 自然栽培で プランター栽培をするにはどうしたらいいのかなとずっとなんとはなしに考えていました。

図書館から借りた5冊の中に 

あなたの人生に「奇跡のリンゴ」をつくる本

木村さんはプランターからはじめてごらん、と ちゃんとプランターでの自然栽培のやり方を土の作り方から解説しておられました。わかりやすいし~。

木村さんは口語でしかも、~なのな、と話しかけておられて 農業をやらない人でも読んでいるうちに自然の摂理を楽しく学べていくと思いました。

教科書として メモしました。



8月30日(金)08:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

歯をいれない理由

木村さんは阿部サダヲさんにどうやって食べ物をたべるんですか?と聞かれて 飲み込む と答えたそうです。

私は 今 奥歯のかぶせてあったのがとれて、歯医者に通っているせいもあるのか 木村さんの歯が 歯根が残っているのなら 再生してくればいいなと思ったりしました。

が ↓ここを読むと 木村さんが歯を入れないのは 歯を失ったときのことを忘れないためなんだそうです。木村さんはやはり、ただものではないなと思いました。

http://www.kobegakkou-blog.com/blog/2013/07/post-2746.html



8月29日(木)06:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

本当に大切なことは目に見えない。

私がリンゴの無農薬栽培に挑戦して何年間も失敗し続けたのは、今にして思えば、自分の目に見えるものだけにとらわれていたからだということがよくわかります。それが間違いのもとでした。

農薬散布をやめると、まずリンゴの葉が病気や害虫の餌食になります。葉を失うのは、動物なら食べ物を食べられないようなものだから、そのまま放っておけば間違いなくリンゴの木は枯れてしまいます。なんとか葉を病気や害虫から守ろうとして、気のとおくなるような苦労をしました。数え切れないほど工夫も施したつもりです。それでも効果はほとんど挙がりませんでした。

それは私が、自分の目に見えるもの、つまり地上にある葉や枝ばかり見ていたからです。目に見えない地下のことを考えていなかった。リンゴの木を支え、水や養分を吸い上げる根っこのことも、その根っこの周りに生きている菌類や微生物のことも、まったく考えていなかった。

山の樹木は農薬の助けなんか借りなくても、健康にたくましく生きています。病気や害虫に負けることもありません。それは根っこが健康そのものだからです。リンゴの木があれほど病気や害虫にやられたのは、根の健康が損なわれていたからです。もちろんリンゴの葉を守るのは大切だけれど、そのためにも目に見えない根っこのことを考えなければいけなかったのです。

これはリンゴ栽培だけでなく、他のあらゆる分野にも共通することだと思います。本当に大切なことは目に見えないのです。その目に見えないものを、見る努力をすること。見えないものに、自分の想像力を働かせること。科学が進歩したおかげで、逆に我々現代人はそのことを忘れているような気がします。人間は何でも知っていると思い込んでしまったから、いろんなことがうまくいかなくなったんじゃないでしょうか。人間はもっと謙虚にならなきゃいけないんじゃないかなと、自分への反省も含めて、つくづく思います。

あなたの人生に 「奇跡のリンゴ」をつくる本  木村秋則(P10)


本当にたいせつなことは 目に見えない。

これ大事なことばですね。



8月29日(木)06:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

固定種のタネは、気候風土に適応し、土地に馴化していく

図書館に返却するまえに 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 8月27日(火)12時45分38秒


つぎの方が予約してるので 今日 返却してきました。(延長できない)

大事なところ メモしてみました。

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固定種のタネは土地に馴化する

固定種のタネは、気候風土に適応し、土地に馴化していくという事実は、自家採種している人の多くが認めています。いまだに「信じられない」と言う人も多いのですが、そうした人は実際に農業経験を持たず、自身で試す気もない人ばかりのようです。

遺伝学の最先端である分子生物学や遺伝子工学の研究者の方々からは、「わずか1年や2年の自家採種で植物の遺伝子が変化するはずがない。ばかばかしい」と言われます。でも、遺伝子は変化していなくても、遺伝子を活性化するオン・オフのスイッチが、与えられた環境に適応仕様として実は働いているのではないでしょうか。

F1の種を買い続けるばかりで、自家採種しなくなった現代農業は、生産効率優先ばかりで生命を育むという真の意味を知りません。また、遺伝子の仕組みを解明したつもりの現代科学も、生命とは何か?という真の命題から離れてしまっているように見えて仕方ありません。

最後に、2009年、種屋の先輩である野原育苗株式会社社長の野原宏氏(社団法人日本種苗協会専務理事)に、「戦後最初に出版された本格的な種子に関する本で、この本をしのぐ本はありません」という絶賛つきでいただいた、『種子生産学』(元台北帝国大学農学部教授・安田貞雄著、1949年、養賢堂)の一部を紹介してこの文を終わります。

「新しく種子を取り寄せて栽培した初年度の成績が不良であるにかかわらず、それから種子を採って播くと、その次の年ぐらいから良好の成績を与えることがある。明治30年頃、落合興左衛門氏(『種子交換論』1897年)はつぎのように記している。『かって余の地方に農家あり。清国より山東菜種子を購入して1畝歩ばかりに播種し、これを栽培したるに、その結果思わしからず、食用に供し得べきもの空なり。ようやく種子のみを採種して翌年ふたたびこれを栽培したるに、その結果前年とはおおいに差異ありて、多量の収穫を得、おおいに満足せり』かかる現象を作物の馴化という。(中略)この方面の研究として世界的に有名なものにSchuebeler氏の小麦の研究がある。同氏が1857年小麦の種子を中央ヨーロッパよりオスローに移したところ、初年度は103日で収穫し、その翌年は93日、3年目は75日で収穫することができた。まさに最初の年からみると28日早くなっている。この種子を再び中央ヨーロッパに持ち帰ったところ、80日で収穫することができた。すなわち小麦が北地の気候に馴化して変性したと考えられるのである(このように北に移して成熟の早まるのは夏の間の日照時間が長いためであろうと考えられる)。

この研究は非常に有名でかつ興味深いものであるにかかわらず、多くの遺伝学者はこれに疑いを抱いている。すなわち彼らは次のように考えているのである。『おそらくSchuebeler氏の材料は遺伝学的にみて純系でなかったろう。それでオスローの気候が夏季短く、しかも夏の日中が長いので早く出穂し、かつ遅い系統は出穂しなかったのであろう。この早く出穂した系統のみから採種し、これが年々繰り返されたから、出穂が早くなったのであって、一種の人為淘汰を行ったにすぎぬ』。この説は始めてWille氏によって唱えられたのであって、多くの遺伝学者は無条件でこのWille氏の説を支持した。しかしSchuebeler氏の原著論文によってみると、材料植物は全部出穂している。一部分が出穂し 他の一部は不出穂に残ってこそWille氏の説は成立する。このへんを追及せずしてただ常識論からWille氏の説を支持してきたこと、また現在支持しているということは、残念なしだいである(以下安田氏自身のタバコやイネでの馴化の事例が報告され、原因の推測が9つ掲載されています)

以上9種の説明法を記したが、まだこの他におもしろい考え方もあろう。将来も生まれてこよう。しかしいずれにしてもみな憶説にすぎぬ。ただ説明が上手にできようができまいが、作物の馴化という事実は厳として存在することを忘れてはならぬ」

この文を書くために確認したところ、安田貞雄氏のこの項「作物の馴化」の初出は、タキイ種苗が1944年4月に発行した『育苗と園芸』第2巻第4号の「作物馴化問題」という小文でした。

戦後、野菜の育種目標がF1に変更される以前は、固定種の特性として、馴化問題の研究が大手育苗会社でも注目されていたのでしょう。

固定種が過去のものとされ、こうした生命の働き、馴化への究明がとまってしまっているのはかえすがえすも残念でなりません。

『木村秋則と自然栽培の世界』 P70~72

固定種は自然栽培に向いている   野口勲

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植物さんは自分では歩けません、与えられた環境にあわせようと 最初の年は 一生懸命馴化に努めて 次の年からはもう、馴化の結果がでて その土地に合わせた結果が出るのですね。

自然の法則(植物さんの法則)とは なんと よくできているものだと思いました。



8月27日(火)12:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

テルペン

図書館で 木村秋則さんの本を検索して予約したら 5冊もありました。
時代が求めているのですね。


植物が放出するテルペンという揮発物質は植物の害虫の天敵を誘引するそうです。

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植物にも自然免疫がある

近年わかってきたことは、植物にも自然免疫があるらしいということです。もちろん植物には白血球はありませんが、病原体を感知して植物独自の方法で病気から実を守るシステムが備わっているらしいのです。植物の免疫システムはまだ研究が始まったばかりで、ほとんどわかっていません。しかし、自然栽培では農薬をつかわなくても 病気の大きな被害は受けません。自然栽培の作物はたくみに免疫を使って病気から身を守っているのかもしれません。

病気を起こさずに植物の体内に棲んでいる微生物のことを内生菌といいます。最近では、多くの植物の葉や根の中に内生菌が棲み込み、植物と何らかの共生関係を持っていることが知られています。私の研究から、木村さんの自然栽培リンゴの葉に 慣行栽培のリンゴに比べ多様な内生菌がいることがわかっています。最近の研究でも、葉に棲む内生菌が多いと病気にかかりにくいという例が報告されています。

また、根にも多くの微生物が棲んでいます。ある種類の微生物が根にいることで病気にかかりにくくなるという研究例も報告されています。まだ、内生菌と植物の病害がどのような関係にあるかはわかっていませんが、葉や根に多様な微生物が棲むことで、植物に病気をおさえるメカニズムが存在するように思われます。

自然栽培では農薬をまかないので微生物の多様性が促進されます。自然栽培下での微生物の多様性がどのように作物を病気から守っているかは、今後の重要な研究課題です。

最近の研究では害虫から身を守るために植物は精巧な防御システムを進化させてきていることもわかってきました。現在、関心を集めているのはテルペンという揮発物質です。植物はこの揮発物質を放出することが知られています。この揮発物質の一部は天敵を誘引するシグナルとして使われています。

葉が害虫の食害を受けると揮発物質を大気中に放出し、その臭いをかいだ天敵である寄生蜂が、害虫を退治するために飛んでくるという仕組みです。これは、植物と昆虫による精巧な情報伝達システムです。自然の植物が 農作物のように農薬を撒かなくても害虫の大きな被害に遭わないのは、このような精巧な防御機構を発達させているからです。

木村さんのリンゴ園で害虫を見ることはまれです。農薬を撒かないことで、天敵の生息環境が確保され、害虫が大発生しない生態系が作られているのでしょう。

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木村秋則と自然栽培の世界(P60~61)

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ユーカリの森の上空が青いのは ユーカリが放出するユーカリプトールの揮発物質なんだろうと思いました。
ユーカリプトールは 殺菌剤としての効果を持つそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%9A%E3%83%B3 



8月26日(月)05:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

天気予報は晴れでも突然の通り雨でした。

花は咲く 投稿者:けん 投稿日:2013年 7月28日(日)08時27分18秒

来月の花火大会で大型スクリーンで市内各合唱団の『花は咲く」を映し出すということで

先日収録がありました。各団4小節位の映像らしいので瞬間的に出るかどうかですが盛り

上がりました♪


蛇足ですが、こちらは下がっているみたいです~   (>_<)

http://www.jra.net/ank/online/naikaku.php

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天気予報は晴れでも突然の通り雨でした。 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 7月28日(日)14時36分32秒

今朝 公園のあとかたずけを終了して 役員等の反省会を終わるのを見届けたかのように すごい通り雨があってそのタイミングの良さにビックリしました。現在は晴れたり曇ったりです。

おばが持ってきてくれたなすも足して 干しナス追加できました。

けんさん ひまわりの花を手に持って歌いたかったです。あいにく楽譜のみでした。
|⌒O⌒;|

追記 今日は画像スムーズに載りました。念のため一個ずつ載せました。






7月28日(日)14:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

晴れ間がでました。

昨日は 2カ月ぶりに整形外科へ行きました。

お医者さん「水たまってるけど ぬかなくていいかな、~ うん、やっぱりぬきましょう。」「はい。(^-^

なんか 右と左のひざの大きさがちがうなと思っていたら 水だったのね。~

こどものときに ばあちゃんが 「水ぬいてきた~」と言ってたの ひとごとのように聞いて 痛いだろうな~ なんて 思ってた。

ばあちゃんのこと なつかしいよ。(;△;)




やってみたかった干しなす 今日はできてうれしいです~。♪

追記 また 画像載らなくなりました。
質問メールしてみます。
と思ったら さっき載らなかった画像が今になって載りました。
へんへんへん。ま、いいか。






7月26日(金)13:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

笑顔をありがとう

笑顔をありがとう 投稿者:たまきち 投稿日:2013年 7月11日(木)08時21分5秒

昨日午前中にのんべんだらりとフリーペーパーのポスティングをしていましたら 顔見知りの女性が赤ちゃん(たぶん孫)を抱いて歩いて来たのであいさつがてら 女性の後ろにまわって(女性の)肩に顔をのせている赤ちゃんの顔をのぞきこみました。

赤ちゃんに「おはよう」と話しかけたら にこにこ笑いかけてくれました。
生まれて100日くらいで まだ首もすわってないのだそう。

女性と話しながら赤ちゃんの顔みるそのたびに笑ってくれて なんてサービス精神が旺盛な赤ちゃんなんだろうとびっくりしました。

私が赤ちゃんのとき こんなに他の人に笑ってあげたとは思えないです。
いまどきの赤ちゃんは まわりの大人を幸せにしてくれますと思いました。

たまの毛が暑そうなので サマーカットしてあげました。下手でごめんね。
(りりは絶対にさせない)
虐待じゃないよ。

なすが 隠れて見えないので マリーゴールドも先っぽをサマーカットしました。









7月11日(木)08:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

去年のまんまの土に

なすを植えました。  

マリーゴールドは 虫除けになるというので なすのまわりに植えておきましたが、

マリーさんが上にどんどん育ってなすさんが 隠れてしまいました。

(^-^









7月8日(月)13:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

風に吹かれて

いつもはじっとしているきゅうりのつるが つかまるところを探して2本の触覚がまるで生きているように(生きています。(^^ ))ゆらゆらと動いて見えて面白かったです。





6月28日(金)13:43 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

ナスさんはお日さまが好き

コ○リで見切り品(?)30円のナスさんの苗がひょろひょろといっぱいはかなげに見えたので 思いつきで5個買いました。

 最安の198円の培養土も5袋買って袋の四隅を水抜き用に切って 袋の真ん中に切り目を入れて入ってもらいました。

白い袋は光を跳ね返すから 真夏の日差しに耐えてくれるはず、と思います。

今朝見たら 一個の実が育ってました。
ひょろひょろでもがんばる。
(^-^o)






6月23日(日)07:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理

びっくり!

5月に98円で買ったキューリの苗から初収穫の1本が採れました。今年は晴れの日が多くてしかもお日さまの日差しが強くて育つのがはやいような気がします。

土は去年のままで日光消毒もしてないので連作障害でるかなと思ったら やっぱり出て3本のうち1本がだめになっていました。
枯れたキューリさんごめんね。

残り2本はお日さまのエネルギーと毎朝のジョーロの水で育ちました。



お日さまエネルギーといえば 15日の一面に 砺波地方の田んぼが干上がって地割れの記事が出ました。
生まれてこのかた この地方で日照りで田んぼが地割れなんて聞いたことも見たこともないような気がすると思っていたら主人も同じこと思ったと言ってました。(めずらしく話が合う|⌒O⌒|)

それがなんとこの日の朝から恵みの雨が1日中降り続きました。新聞のトップに日照り記事が出たとたんに 朝から1日中 雨というタイミングにビックリしました。






6月17日(月)09:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 家庭菜園 | 管理


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